[北京/嘉興(中国) 6日 ロイター] - 中国東部浙江省の嘉興で、カンフーを使って牛を倒す闘牛が人気だ。カンフー教師のレン・ルジさん(24)さんは毎週数回、自分の体重の約5倍もある牛と素手で闘う。

鼻息荒く襲いかかる牛に挑むルジさん。家族は心配するが、けがをしたことはない。「人間の勇気の証明だ」と言い、胸が踊ると話す。

スペインと違って剣は使用せず、カンフーの技とスピードで牛をねじ伏せる。闘う相手の体重は400キログラムにも達する。

カンフー闘牛の熱心なファンだというファー・ヤンさん(41)によると「スペインの闘牛はパフォーマンスとしての性格が強いが、これは真に、人間の力を牛にぶつける闘いだ。技術が必要だし、危険も伴う」と言う。

嘉興にはカンフーの学校もある。ここで闘牛を教える元プロレスラーのハン・ハイフアさんは、牛にも訓練を施しており、闘いの後はスペインよりも手厚い治療をしていると主張する。

ただ、動物愛護団体からは懸念も。米PETAの広報担当者レイリー・リーさんは、中国の闘牛も動物に苦痛を与えるものだとし、残酷な娯楽だと批判した。

 12月6日、中国東部浙江省の嘉興で、カンフーを使って牛を倒す闘牛が人気だ。自分の体重の約5倍もある牛と素手で闘う。写真は、牛と闘うZhong Xiaojieさん(19)、10月27日撮影(2018年 ロイター/ALY SONG)