「男系」を父親が天皇と勘違いする、十七条憲法は民主主義、2018年が「平成最後の年」といった根本的な間違いにとどまらず、Wikipediaや新聞のコラムから意訳部分まで含めた引用元を明記しない無断転載が発覚するなどした百田尚樹の日本国紀。

著作権法に抵触する状況にもかかわらず無告知、改版でなく重刷で大幅に内容を修正するなど、出版元の幻冬舎の対応にも問題点が多々あることが先日明らかになりましたが、ここにきて致命的なミスが発覚しました。詳細は以下から。

◆ついに「朝日」からの無断転載が発覚した日本国
発端となったのはコピペ元となった文献を明示・引用した上で、「日本国紀」がどこをどのように無断転載しているのかを分かりやすく解説してきた「論壇net」。

日本国紀」第5刷の416~417ページにおいて、朝日ソノラマが1973年に刊行した「マッカーサーの涙:ブルノー・ビッテル神父にきく」を著作権法に抵触する状態で無断転載していることが解説されています。

【速報】朝日新聞社を罵倒した『日本国紀』、よりにもよってその朝日から無断転載 | 論壇net

ちなみに朝日ソノラマは2007年に廃業し、出版物の諸権利などは朝日新聞社出版本部(現朝日新聞出版)が引き継ぎ。つまり百田尚樹は朝日新聞社が権利を持つ著作物を盗用したことになります。

◆百田尚樹の朝日新聞に対する日々の発言をごらん下さい
それではここで、百田尚樹が普段朝日新聞に対してどのような発言を繰り広げているか軽く振り返ってみましょう。

朝日新聞は日本の敵、読者も日本の敵だそうです。世が世なら「非国民」となじっていそうな……

朝日新聞うんぬんより先に、自分の悪行(無断転載)の数々に気が向かなかったのでしょうか。

自分たちが拡散したデマを元に朝日新聞を口汚く罵倒していたにもかかわらず、この言い草。ツイッターでの発言チェックすれば分かる通り、これらの発言はあくまで氷山の一角でしかありません。

朝日新聞ツイートに対し「説明責任」「真摯な対応」と訴える日本国編集者有本香。しかし本人も版元の幻冬舎日本国紀の無断転載について説明責任を果たしていません。検証者たちの声に真摯な対応をするどころか、法的措置をちらつかせる始末です。

重刷でこっそり修正するも現在進行形で新たな盗用が見つかるグダグダな状況の中、副読本を発売するという暴挙に出た日本国紀

オリジナルが修正されるごとに副読本も修正する必要が出てくる」という、泥縄の連鎖が生まれつつありますが、さしあたって朝日新聞社に対して無断転載を謝罪すべきではないでしょうか。

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【終戦】「 #日本国紀 」、朝日新聞社の著作物まで無断転載していた