俳優の佐藤二朗が6日、自身のツイッターを更新。「やりたいこと」についての持論を語り、話題になっている。
■やりたいことを諦めた「勇気」を称賛
「やりたいことをやろう」とつぶやいた佐藤。俳優という職業柄、好きなことで生きていくことの喜びや幸せを感じているからの発言だろう。
しかし一方で、やりたいことで食べていけずに生活のためにその思いを諦めた人に対して「僕はその思いを全力で理解する。呑み込んだその勇気を100%称賛する」とエールを送る。
さらに、やりたいことをやるには「そっとじゃ引けぬ覚悟が必要だ」とし、「だから改めて自分に言う。やりたいことをやろう」とつづった。
やりたい事をやろう。ただ仮に、やりたい事で喰えず、生活の為にやりたい事を呑み込む人がいるなら、僕はその思いを全力で理解する。呑み込んだその勇気を百%称賛する。だから、やりたい事をやる僕らには、ちょっとやそっとじゃ引けぬ覚悟が必要だ。だから改めて自分に言う。やりたい事をやろう。
— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) December 6, 2018
■「泣きそうになった」「ありがとう」
投稿を受け、ネット上では「涙が出た」「すごく響きました」と称賛の声が相次いでいる。
「あっ、不覚にもちょっと泣きそうになった」
「二朗さんありがとう。まさにこの件で迷いや不安が出てきていたところでした。腹くくってがんばります!」
「素敵な言葉をありがとうございます。前に進むしかないですよね! がんばります! いつか、報われる事を信じて!」
■諦めた人から「頑張れ!」とエール
また、実際にやりたいことを諦めたというユーザーからもコメントが寄せられている。
「涙が出そうになりました…私も病気でやりたいことを諦めざるを得なくなり、これから先もできないので…色々な事飲み込んでやっています…でも頑張ります」
「呑み込んだ一人。自分のポテンシャルを考えれば間違いではない。間違いではなかったが、それでももう少し頑張れたのではないかと悔やむ。これはきっと永遠続く。若者よ失敗をおそれず進め。しかし、引き際だけは決めておけ。みんな頑張れ!」
■好きなことを仕事にできた人は…
しらべぇ編集部が全国20~60代の男女1,500名を対象に「仕事」について調査したところ、「好きなことを仕事にできた」と回答したのは3人に1人という結果に。
ほとんどの人は、好きなことがあっても仕事にできない、もしくは仕事と切り分けて考えているようだ。
いまでは人気俳優の佐藤だが、下積み時代には苦労もしたはず。それでもなお、覚悟をもって突き進んだ結果がいまにつながっているのだろう。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年1月16日~2015年1月18日
対象:全国20代~60代の男女1,500名(有効回答数)
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