ブンデスリーガ第14節が7日に行われ、FW大迫勇也が所属するブレーメンはホームでFW宇佐美貴史が所属するデュッセルドルフに3-1で勝利した。大迫は体調不良により欠場。宇佐美は左サイドで2試合ぶりに先発出場し積極的にシュートも放ったが、前半のみで交代となった。

 試合は20分にケビンムーヴァルトが豪快なミドルシュートをゴール右隅に叩き込み、ブレーメンが先制。だがデュッセルドルフは43分に相手のハンドで得たPKをドディ・ルケバキオがゴール右に沈め、1-1の同点で折り返す。後半に入って71分、ブレーメンヨハネス・エッゲシュタインが放ったボレーをGKに阻まれたが、こぼれ球をマルティン・ハルニクが押し込み勝ち越し。78分にはハルニクのボレーシュートのこぼれ球をジョシュア・サージェントが頭で押し込み追加点。18歳のサージェントはブンデスリーガデビューの2分後に初得点をマークした。ブレーメンは6試合ぶりの白星を収め、デュッセルドルフは2連敗となった。

 次節、ブレーメンは15日にアウェイでMF香川真司が所属するドルトムントと、デュッセルドルフは同日にホームでフライブルクと対戦する。

【スコア】
ブレーメン 3-1 デュッセルドルフ

【得点者】
1-0 20分 ケビンムーヴァルト(ブレーメン
1-1 43分 ドディ・ルケバキオ(PK)(デュッセルドルフ
2-1 71分 マルティン・ハルニク(ブレーメン
3-1 78分 ジョシュア・サージェント(ブレーメン

スターティングメンバー
ブレーメン(4-3-1-2)
パブレンカ;ゲブレ・セラシェ、ラングカンプ、フリードル、アウグスティンソン;ムーヴァルト(69分 J・エッゲシュタイン)、M・エッゲシュタイン、クラーセン;クルーゼ;ピサーロ(60分 ハルニク)、ラシカ(76分 サージェント)

デュッセルドルフ(4-1-4-1)
レンジング;ツィンマーマン、ボームート、カミンスキ、ギーセルマン;ボジェク;ツィマー、フィンク(61分 モラレス)、シュテーガー、宇佐美(46分 ヘニングス);ルケバキオ(87分 ラマン)

ブレーメンが18歳FWサージェント(左)の得点などで6試合ぶり勝利 [写真]=Bongarts/Getty Images