テキサスの政府機関、Texas Department of Criminal Justice(TDCJ)に寄付されたバナナ入りのダンボール箱の中から、大量のコカインが発見された。その量は、末端価格でなんと1782万ドル(約20億724万円)分もあったという。海外メディアSkyNewsが伝えた。

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 バナナは、テキサス州の港Freeport のPort of Americaで「熟してしまった」という理由から無料で同署に提供されたものだった。TDCJのフェイスブックページによると、Scott部の巡査部長2人がバナナの箱を受け取りに来たところ「何かががおかしいことがわかった」「箱のうち1つが、ほかの箱と違う感じがした」とのこと。

 箱を開けてみたところ、バナナの束の下に白い粉の入った袋の束が見つかったため、港の管理者に報告。税関調査官が到着しその白い物質を検査したところ、コカインであることが分かったという。同フェイスブックの投稿のコメントでは「全く予想外のものが入っていることもあるものです!」と続いた。

※「Texas Department of Criminal Justice」フェイスブック