お金がなくてギリギリの生活している人からすれば、お金持ちをうらやむのも無理はない。裕福の家庭に生まれた人は、子供の頃からお金の苦労とは無縁だろう。
■4人1人がお金の苦労を知らず
しらべぇ編集部では全国20〜60代の男女1,527名を対象に、「お金について」の調査を実施。
「今までの人生で、お金の苦労はあまりしたことがないほうだ」と答えた人は、全体で24.8%。約4人に1人は、お金の苦労とは無縁の生活を送っていることになる。
■高い年代の女性に多い理由
性年代別では、すべての年代で男性よりも女性の割合が高くなっている。
年代が上がるほどに、お金の苦労をしたことがない人が増えるのが特徴である。
「女性がお金を稼いで自立するって考えが薄い時代だったから、それほど収入がなくても気持ちが追い込まれることがなかったんだと思う。
私は少し働いた後に結婚し、夫の収入も安定している。大金持ちにはなれなかったけれど、路頭に迷うようなことがないのはやっぱり幸せなことかな」(50代・女性)
■生まれた家が裕福でなく…
生まれた家庭が裕福でない場合、必然とお金の苦労をすることになる。
「生まれたうちがあまり裕福でないために、ゲームとかもまったく買ってもらえなかった。お金がないから進学もあきらめて、高卒で就職したところで今も働いている。
給料は決してよくないけれど、その中から実家に仕送りしている状態。正直きついけれど、放置はできないから。お金持ちの家に生まれた人が、本当にうらやましい」(30代・男性)
■リボ払いを限度額まで…
家庭の事情に左右される人がいる一方で、自分でお金を使いすぎたせいで苦労したパターンもある。
「気づかないうちに、リボ払いが限度額に達していた。それまでなにも考えずに使っていたけれど、いきなり借金が100万近くあることに気がつき呆然…。
そこから節約生活が始まり、毎月できるだけ多く返済に回すように努力した。そのおかげでなんとか終わりが見えてきたけど、本当に長かった。もう二度と、このような失敗はしない」(30代・女性)
お金には恵まれていても、気持ちが満たされない人もいる。どれもほどよく持っているのが、一番の贅沢なのかも。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2018年10月19日~2018年10月22日
対象:全国20代~60代の男女1,537名(有効回答数)
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