12月8日、アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)の優勝決定戦である「MLSカップ」がアトランタで開催された。
ホームのアトランタ・ユナイテッドは、今季のレギュラーシーズンでニューヨーク・レッドブルズに次ぐ全体2位(東地区2位)。プレーオフでも順調に勝ち進み、東地区決勝でNYレッドブルズを2戦合計3-1で下していた。
一方のポートランドは西地区5位ながら、同2位のシアトル・サウンダーズ、1位のスポーティング・カンザスシティを連続で撃破。決勝でも“アップセット”を目指したのだが、彼らの前に立ちはだかったのが、この光景だ。
Showtime in the 🅰️. #MLSCup pic.twitter.com/o9T77HHgtp
— Major League Soccer🏆 (@MLS) 2018年12月9日
soccer in america... wow. 70k plus. portland vs atlanta for #mlscup on @foxtv pic.twitter.com/6lPQn4G0E6
— Stu Holden (@stuholden) 2018年12月9日
You are the light that guides us ✨#UniteAndConquer pic.twitter.com/Qxnw5pnIbQ
— Atlanta United FC (@ATLUTD) 2018年12月9日
アトランタのホーム、メルセデス・ベンツ・スタジアムに集った、73,019人の観衆!
MLSカップは2012年からレギュラーシーズン上位チームのホームで開催。今季1試合平均53,002人を動員したアトランタにとっては、最高の環境で大一番に臨むことができた。
ユナイテッドのオーナーであるアーサー・ブランク氏は、NFLファルコンズのオーナーでもある。2017年に完成した新スタジアムをユナイテッドとファルコンズは共用しており、チームカラーを揃えるなどファンがどちらのチームも応援しやすい仕組みを作り上げてきた。
その結果、アトランタ・ユナイテッドはMLS参入初年度の2017シーズンからリーグ最多の観客動員を記録。また、ファルコンズが現在精彩を欠いていることから、ユナイテッドへの注目はさらに高まっていた。
そして迎えたMLSカップ、アトランタ・ユナイテッドはホセフ・マルティネスとフランコ・エスコバルのゴールで2-0と快勝。
Make it 35 goals for @JosefMartinez17! This one means more. #MLSCup https://t.co/cpwRjTkSYA
— Major League Soccer🏆 (@MLS) 2018年12月9日
Right place, right time.@francoeescobar doubles @ATLUTD's lead! #MLSCup https://t.co/MsFYB3dOsc
— Major League Soccer🏆 (@MLS) 2018年12月9日
MLS参入2年目にして、初の栄冠に輝いたのである。
.@ATLUTD ON TOP. #MLSCup pic.twitter.com/OJPfn6dWKq
— Major League Soccer🏆 (@MLS) 2018年12月9日
欧州と南米以外で成功しているリーグの一つであるMLS。エンターテイメントの本場で人気を得ることは簡単ではなく、様々な取り組みや工夫を毎年積み重ねてきた。
その“立ち位置”は他にもメジャースポーツが存在する日本のJリーグと通じるものがあり、今後も切磋琢磨しながら、一緒に成長していきたいところだ。
コメント