リヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーが、8日に行われたプレミアリーグ第16節ボーンマス戦でのマン・オブ・ザ・マッチを受け取らず、同僚の元イングランド代表MFジェイムズ・ミルナーに譲り渡した。8日にイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 サラーはこの試合でハットトリックを達成し、リヴァプールの4-0の勝利に大きく貢献した。また、プレミアリーグにおいて52試合での40ゴール到達はクラブ史上最速となった。

 この活躍が評価され、サラーはマン・オブ・ザ・マッチに選出されたが、これを受け取らず、今節でプレミアリーグ500試合出場を達成したミルナーが受け取るべきだとコメントした。

 サラーは「僕は彼(ミルナー)の素晴らしいキャリアを祝わないといけない。彼こそが今日のマン・オブ・ザ・マッチにふさわしいよ」と同僚の記録を褒めたたえた。

 ミルナーは32歳338日で史上13人目のプレミアリーグ500試合出場を達成。ウェスト・ブロムウィッチに在籍する元イングランド代表MFギャレス・バリーの32歳219日に続き、史上2番目の若さで記録を樹立した。

ボーンマス戦でハットトリックを記録したモハメド・サラー [写真]=Getty Images