12月4日より「めざましテレビ」(毎週月~金曜朝4:55-8:00、フジテレビ系) 、7人目の“マンスリーエンタメプレゼンター”として宮野真守が出演している。
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宮野は2001年に海外ドラマ「私はケイトリン」の吹き替えで声優デビュー。その後、「DEATH NOTE」(2006-2007年、日本テレビ系)や「機動戦士ガンダム00」(2007-2009年、TBS系)など、多くの作品で声を担当してきた。
最近では俳優としてミュージカルに出演したり、2008年より歌手活動を行ったりと、幅広い活躍で注目されている。
そんな彼の初めての“マンスリーエンタメプレゼンター”としての出演に密着。収録後に、感想や今後の意気込みについて聞いた。
――初回の放送を終えた感想を教えてください。
みんなには「(緊張が)うそだ!」って言われたんですが、本当に緊張しました。打ち合わせはたくさんさせてもらったのですが、どんな景色が目の前に見えるのか、全然想像がつかなかったです。
テレビの出演経験があまりないので、「どのカメラを見るか」、「どこに指示が出るのか」、「何秒で話せば良いのか」など、すごく考えました。
本当に緊張していたんですが、感想などをお伝えする場所があって、スタジオの皆さんが優しく反応してくれて。その掛け合いでどんどんほぐれていきました。
やはり「生ナレーションは失敗できない」という緊張感があったんです。あまり生でナレーションを読むことはないですが、「宮野さんにぜひ」と言ってくださったのでチャレンジしました。今後も声をなりわいにしている者として、自分にできるパフォーマンスで盛り上げられればと思っています。
■ 安心して出演できました!
――“マンスリーエンタメプレゼンター”として出演が決まったときの心境はいかがでしたか?
最初は、自分が生放送に出演してプレゼンターをするというお話に驚きました。ゲストではなく、番組側の人間としてお伝えするのか…と。その役割は、僕なんかで大丈夫かなって思ったんです。
ですが、「めざましテレビ」さんは、僕のことを何度も特集してくださっていて、スタジオには以前、取材をしていただいた軽部(真一)さんがいらっしゃって。スタジオに立つ前から迎え入れてくれる空気感があったので、大丈夫だろうと安心して出演できました。
――これまでの生放送の番組での経験は生かせましたか?
今までは、自分を紹介していただいたり、歌わせていただいたりというゲストとしての立ち位置だったので、今回と雰囲気は全然違いました。ですが、これまでの生放送に出演させていただいた経験は、お伝えする役割ではなかったにしろ、生放送であるという心構えは持っていけたかなと思います。
――初日の出演に向け、準備されたことはありましたか?
これまでマンスリーエンタメプレゼンターを務めてきた方々のVTRを改めて拝見しました。どのように番組を進行していたかを、僕なりに勉強させていただいて、プレゼンターは「“一言でまとめる力”が必要とされるのかな?」と思いました。
例えば、歌広場(淳)さんがドカンと笑いを取っているのを見て、「こうやって振られた時、僕なら何ができるかなぁ」とシミュレーションしたり、ドキドキしていましたね (笑)。
――「めざましテレビ」は朝が早いですが、朝は強いほうですか?
いや、それが全然(笑)。もちろん朝が早い仕事もありますが、オフのときは、気付いたらお昼ってこともあります。声優のお仕事は家での作業も多いので、どうしても夜まで作業することが増えてしまうんですよね。
■ 軽部アナにほっこり!
――では、一緒にエンタメニュースを紹介する、軽部アナウンサーに対する印象はどうでしたか?
「子供のころから見ている人」というイメージです(笑)。初めてお会いしたときは、「わぁ本物だぁ!」って思いました。
初めて取材していただいたときも、物腰の柔らかさや気遣いに、本当に感謝の気持ちでいっぱいだったんです。そのときも、滞りなく進められるように、優しくアプローチしてくださいました。
今回の放送では、その経験もあったので、より掛け合いをスムーズにできた部分がありました。軽部さんのおちゃめな部分もたくさん見られたなと思っています。軽部さんがオフでもいじられているのを見てほっこりしました。
――「めざましテレビ」を通して、ご自身から発信していきたいことはありますか?
今回(12月4日)の放送では、「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」が映画のランキングに入っていたので、「(自身が務める)吹き替えではこうしています」というお話ができました。
このように、声優のお仕事、アニメや吹き替えでのエピソードもお伝えできればと思っています。
――ワッフルの食リポにも挑戦されていましたね。
食リポの経験はほとんどなかったんです。「難しそうだな」とか、「どういう言葉を使ったらいいんだろう」って、はたから見ているといろいろ考えるんですが、今日は本当においしくて(笑)。一瞬の食リポだったんですが、そのままの感想を伝えたら、永島(優美)アナが応えてくださって、楽しくリポートできました。
■ うますぎる「大迫半端ないって!」にスタジオ大爆笑!
――今回のプレゼンター挑戦で新しい発見はありましたか?
たくさんありました。原稿を読むにしても、目線がすごく難しいなと感じて。見られている姿って、想像するしかないんですよね。モニターには映っていますが、その見られ方や、目線がどこにいっているのか、今どのカメラが抜いている瞬間なのかというのを、まだ僕は瞬時に理解できていなくて。
そこはもう少し注意していきたいと思います。今回の放送でも、カメラに抜かれたときに、一瞬下を向いちゃったなという瞬間がありました。
やはり声優のお仕事をしているときとは、見られ方が違いますね。ドラマや映像のお仕事もまた違う、生で流動的に変わっていくカメラワークが新しい感覚でした。
――プレゼンターへの挑戦を、どのようにご自身の活動につなげていきたいですか?
僕は、求められたときに、自分にできることを追い求めて、最大限パフォーマンスできればいいなと思って活動してきました。
それが、今回ありがたいことに、「プレゼンター」につながったので、ここからも自分が何かでまた求めてもらったときに、積極的に足を踏み入れていきたいと思っています。
――今回の出演で印象的だった場面は?
声優らしく「ここでこういうボイス」、「ここでこういう雰囲気のせりふ」というのを事前に打ち合わせしていましたが、想定していなかった「大迫半端ないって!」が一番ウケましたね(笑)。やろうとしていなかったことでも、生放送ではいかに対応するかが、大事だなと思いました。こういうところをも拾ってもらえて、膨らませていけたので、ありがたかったです。
――今後の放送に向けて、意気込みをお願いします。
朝の情報番組でプレゼンターをさせていただくという、自分でもまさかまさかの大役を頂きました。声優の僕が、情報番組でエンタメを紹介するということで、「どういうふうに皆さんに届けられるかな」、「自分の特徴って何だろう」と最初はいろいろ考えました。ですが今回の放送で、すごく楽しく収録できて、自分の色も出し、届けられたかなと思います。朝から皆さんに元気になってもらうため、自分らしく、そして声優らしく、これからも盛り上げられたらと思っています。(ザテレビジョン)
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