映画『メアリーの総て』の本編映像が公開された。

12月15日公開の同作の主人公は、ゴシック小説『フランケンシュタイン』で知られる19世紀イギリスの作家メアリー・シェリー。「異端の天才」と噂される妻子ある詩人パーシー・ビッシュ・シェリーと駆け落ちしたメアリーに数々の悲劇が襲い掛かり、哀しみと喪失に打ちひしがれる彼女の中でやがて何かが生まれようするというあらすじだ。メアリー役にエル・ファニング、パーシー役にダグラス・ブースがキャスティング。公開は12月15日

「科学の進歩により――人類は“死”を克服しつつある」というセリフからはじまる本編映像では、メアリーパーシー、ベル・パウリー演じるクレアの3人が科学実験ショーを鑑賞するシーンや、電気を用いることで「死」を克服できるかもしれないというショーの内容にメアリーが魅入る様子、メアリーに『フランケンシュタイン』を書かせるきっかけを与えるトム・スターリッジ演じるバイロン卿の姿、メアリーが「本当に死者を蘇らせることができるの?」と言う場面などが確認できる。

『メアリーの総て』 ©Parallel Films (Storm) Limited / Juliette Films SA / Parallel (Storm) Limited / The British Film Institute 2017