近鉄が、大阪阿部野橋駅の3番乗車ホームで、昇降ロープ式ホームドアの使用を開始します。

4番乗車ホームは2月初旬目指す

近鉄は2018年12月10日(月)、大阪阿部野橋駅の3番乗車ホームで、昇降ロープ式ホームドアを15日(土)から使用すると発表しました。

ホームドアは、水平に張られたロープが上下に動くタイプです。複数のドア数に対応します。大阪阿部野橋駅では、2018年1月から3番乗車ホームの一部に試験設置され、さらに9月から3番・4番乗車ホームへの本格的な設置工事が進められていました。このたび3番ホームでは、全両分(8両分)の設置が終わったことから、ホームドアの運用が始まります。

なお、4番乗車ホームのホームドアは、2019年2月初旬の使用開始を目指して、引き続き工事が進められます。

近鉄は今後、異なる車両の長さやドアの位置に対応する新型可動式ホームドアの開発を含め、大阪難波や鶴橋など乗降10万人以上の駅へのホームドア設置を検討していくとしています。

【写真】ロープ降下時の様子

大阪阿部野橋駅で導入工事が進む昇降ロープ式ホームドア。写真はロープが上がっている状態(画像:近鉄)。