マンチェスター・Uに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクが、復調の理由を明かした。クラブ公式HPが9日に伝えている。

 不調に陥り、12試合連続でゴールが決められなかったルカク。しかし、1日に行われたプレミアリーグ第14節サウサンプトン戦と8日に行われた第16節フルアム戦でゴールを記録。復調の兆しを見せている。

 ルカクベルギー代表として2018 FIFAワールドカップ ロシアのメンバーに選出されると、6試合で4ゴールを記録。チームの3位入賞に貢献した。同選手はこの大会に向けたトレーニングが不調の原因だったと明かした。

ワールドカップのために筋肉の量を増やした。ロシアでもいい感覚があった。しかし、クラブでのフットボールは異なる。代表でプレーした時の筋肉量では対応できなかったんだ」

「クラブに戻った時点で、このままではプレーできないと感じたよ。身体を絞らないといけなかった。ジムで筋力トレーニングはせずに、水をたくさん飲んで野菜と魚中心の食生活に変えたよ」

「2014年のワールドカップの後もスランプに陥った。今回は優勝に近づいて熱が入っていた。メンタル的な影響もあったと思う。今はようやく一定のレベルに戻った。自分のプレーを高めて、チームの勝利に貢献したい」

復調の要因を明かしたマンUのFWルカク [写真]=Man Utd via Getty Images