2018年12月8日(土)台湾ワンマンライブ「MIKA NAKASHIMA SPECIAL LIVE IN TAIPEI 2018」が開催された。2016年以来2年振りとなる本公演は、日本のトップアーティストも足を踏む「台湾 台北国際会議センター(TICC)」にて3度目の開催となり、台湾のみならず今回もアジア各国から多くのファンが訪れた。

開演前よりステージに熱い視線が向けられる中、台湾公演の為に制作されたスペシャル映像が映し出されライブはスタート。黒とゴールドのクールなジャンプスーツ姿でOPENINGに登場すると同時に大歓声が沸き起こり、「Fighter」「PASSION」など力強いアップナンバーで一気に会場を暖めた。

マイナーチェンジした衣装に着替え「ダージャーハオ ウォーシー ジョンタオメイジャ(こんにちは 中島美嘉です)今日は楽しんで行きたいと思います。なので皆さんも最後まで楽しんで下さい」と中国語と日本語を交えて挨拶をし、「ORION」「桜色舞うころ」「FIND THE WAY」などヒットバラードを惜しげも無く次々に披露。観客は歓喜した。

次いでバラードコーナーから様変わりした「チアガール」姿で登場すると、再び大歓声と拍手が会場に響き渡り、少し照れた様子を見せながら「Over Load」「CANDY GIRL」「LIFE」など、豪華メドレーで前半を締めくくった。

矢継ぎ早に展開して行くステージから一瞬も目が離せないまま、中島美嘉の真骨頂とも言えるアコースティックコーナーへ。「世界が終わるなら」、amazarashiカバー曲「ひろ」など全身全霊で熱唱する姿が観客の琴線に触れ涙するファンが多く見られた。あっという間の後半戦へ突入すると、ベルベットの赤い衣装に身を包み「GLAMOROUS SKY」「一色」に続いて「Love Addict」「GAME」「ALL HANDS TOGETHER」などロックナンバーからJAZZまで色とりどりのサウンドで、会場を熱狂の渦に巻き込んだ。

再び衣装を白のロングドレスに着替え、台湾でも人気の高い「僕が死のうと思ったのは」では中国語で歌詞を投影し、圧巻の表現力で魅せるステージパフォーマンスで本編のラストを飾った。

そしてアンコールでは台湾でも不動の人気を誇る冬の名曲「雪の華」で登場。イントロから会場が歓声に包まれる中、感謝の気持ちを込め「雪の華」、新曲「彩恋~SAI_REN~」、「JOY」を披露。大盛況ののち幕を閉じた。

“目と耳で楽しむ”をテーマに中島美嘉の世界をたっぷり堪能したアジアファンは、楽曲と衣装の“豪華七変化”と数々のヒット曲(全24曲)を最後まで楽しんだ約2時間の貴重なステージとなった。

一夜限りの台湾スペシャルライブ大盛況