12月9日に台中州際棒球場でのCPBL戦後にサイン会が行われる

 11月24日から台湾で開かれているアジアウインターベースボールリーグ(AWBL)には、日本からはNPBイースタン選抜、NPBエスタン選抜、JABA(社会人野球)が参加している。12月9日、台中洲際棒球場で行われた試合終了後、NPBエスタン選抜の監督、コーチ、選手によるサイン会が行われた。

 台湾では「二郭一荘(郭泰源、郭源治、荘勝雄)」の時代から、日本プロ野球の熱心なファンがいる。近年は陽岱鋼の活躍もあって、NPBへの関心度は高まっている。台湾出身選手だけでなく、日本人選手への注目度も高く、大谷翔平MLB移籍のときにはスポーツ紙に特集が組まれたりもした。

 台中州際棒球場にも、NPB各球団のレプリカユニフォームを着たファンが多数詰めかけ、日本人選手に熱い視線を注いでいた。12月9日日曜日でもあり、多くのファンが詰めかけた。この日はCPBL(台湾プロ野球)と、NPBエスタン選抜の戦い。CPBLが逆転すると球場は大いに沸いたが、それでも日本人選手を熱心に追いかけるファンの姿が目に付いた。

 試合終了後、球場正面のイベント広場には、イスとテーブルが設けられ、監督、コーチ、選手のネームプレートが設置された。ファンが周囲に押し寄せると、監督、コーチ、選手らが登場、NPBエスタンの関川浩一監督(ソフトバンク)がファンに挨拶をする。関川監督の顔は毎日のデーゲームで真っ黒だ、安藤優也コーチ(阪神)などの懐かしい顔も並んでいる。

 サイン会が始まると、チームユニフォームを着たファンが、お目当ての選手の前に集まり、盛況のままにサイン会は終了した。台湾のファンにとって貴重な機会となっただろう。こうした活動によって海外で日本のプロ野球ファンが増えるのは、日本球界にとっても喜ばしいことだと言えるだろう。(広尾晃 / Koh Hiroo)

台中洲際棒球場での試合終了後に行われたサイン会の様子【写真:広尾晃】