10日、チェルシーが一部のサポーターに試合立入禁止処分を下した。

 チェルシーは8日、本拠地スタンフォードブリッジマンチェスター・Cと対戦し、2-0で勝利した。しかし、この試合中にチェルシーのサポーターからスターリングに対して、人種差別的な野次が飛ばされていた。

 この件に関してチェルシーは、現在も調査中。そして、すでに判明している4人のサポーターには試合立ち入り禁止とすることを発表した。また、サポーターの人種差別行為について声明を発表している。

チェルシーは、土曜日のマンチェスター・C戦におけるラヒーム・スターリングに対するサポーターの行為に関する調査を進め、4人の人間を試合立ち入り禁止とした」

「調査は現在進行中。またクラブは警察の捜査に全面協力を表明している」

「また、チェルシーは差別行為に対する厳しい姿勢をとり、観客による差別行為が発覚した場合は、立ち入り禁止を含む厳正な処分を下すものとする。これに加え、こうした犯罪起訴にも協力を行う」

チェルシー戦で人種差別を受けたマンCのスターリング [写真]=Getty Images