有村架純演じる中学教師・聖と、岡田健史扮する男子生徒・晶の禁断だがピュアで切ない恋を描くTBS系ドラマ「中学聖日記」。最終回に向けて二人の関係がどうなるのか気になるところだが、何と第10話(12/11放送)に序盤で話題をさらった女性バーテンダー・青山更紗が再び登場することに。更紗を演じる中山咲月に再びインタビューを敢行! 出演回に関する思いや役作りについて思いの丈を語ってくれた。

【写真を見る】性別にとらわれない役幅を持つ中山咲月。彼女の魅力を“モノクロの世界”で表現!

――ドラマは終盤戦に入りますけど、10話で更紗が再登場しますね!

第3話以降、更紗の出番がなくてもドラマはずっと見ていました。律(吉田羊)への気持ちを忘れないように思いっきり演じられたらいいなと思っています。」

――更紗が出てない時も、自分の中に存在を感じることはありましたか?

「今、更紗は一人で何をやっているんだろうって考えたりしていました。自分なりに更紗の物語を作っていましたね(笑)。」

――どんな物語なんですか?

「更紗は浮気した形で律とさよならしているんですよ。まだ若いですし、バーテンダーをやりながら新しい子を見つけて遊んでいるんだろうなって想像していました(笑)。でも、どこかで律のことを思っているので、そういう更紗の気持ちを10話で表現したいです。ぜひ、見てください!」

――劇中で展開される聖(有村架純)と晶(岡田健史)の関係については、どんな風に思っていますか?

「客観的に見ると、先生と生徒の恋ってあまり考えられないんですけど、心の中では「あぁ、青春だな」って、ちょっと思いました(笑)。」

――あんな感じの恋もありだと?

「“禁断の恋”と言われていますけど、みんなも学生の頃に経験したことがある青春の甘酸っぱさだなと。男の子が、教育実習で来た若い先生のことを好きになるような感覚に似ているのかもしれないですね。」

――恋愛感情があるなしは関係なく、学生時代に憧れた先生はいましたか?

「中学生の時は、部活の顧問が頼りがいのある先生でした。担任にも憧れていましたけど、やっぱりその頃は在学中ということもあって、何となく距離感がありますよね。卒業しちゃうと友達のような感じになれるので、あまり年の差は関係ないなって思います。」

――ドラマをご覧になっていただく視聴者の方にメッセージをお願いします。

「更紗と律がどうなるのかをぜひ楽しみにしていてください。そして、聖と晶の結末も。私も放送を楽しみにしています。」(ザテレビジョン・取材・文=小池貴之)

ジェンダーレス女子として、男女問わず役柄を演じる中山咲月。中学聖日記でもう一度会える!