▽2019シーズンからJ3リーグに参入するヴァンラーレ八戸は11日、新監督に大石篤人氏(42)が就任することを発表した。

▽大石氏は、現役時代にはヴァンフォーレ甲府、群馬ホリコシでプレー。現役引退後は、前橋育英高校や大阪学院大学、第一学院高校などで指導すると、2015年から藤枝MYFCの監督に就任。2018年7月まで指揮を執っていた。

▽J3では初年度に11勝4分け21敗で10位、2年目は14勝3分け13敗で7位、3年目は12勝11分け9敗で7位と年々結果を残してきたが、4年目の今シーズンは第19節終了時点で6勝3分け8敗の14位と結果を残せず退任していた。J3通算43勝21分け51敗。大石監督はクラブを通じてコメントしている。

「この度、ヴァンラーレ八戸の監督に就任させていただくことになりました大石篤人です。ヴァンラーレ八戸Jリーグ参入する記念すべき年に監督をさせていただけることを大変嬉しく思います」

「その記念すべき年に葛野前監督が作った八戸サッカーの礎を保ちながら、さらなる成長に寄与できればと思っています。自分の持てる力を全てこのチームに捧げ、しっかりと選手たちと協力しながら、チーム一丸となって戦っていきたいと思います。引き続き、2019年シーズンも応援よろしくお願いいたします」

▽なお、チームをJ3昇格に導いた葛野昌宏監督(43)は、強化部長兼アカデミーアドバイザーとしてチームに残る。