ウソみたいな本当の話が、複数の海外メディアで報じられるなど注目を集めている。

きっかけとなったのは、米ワシントン州のリッチランド警察による、こちらのFacebookへの投稿だ。

指名手配中」として、アンソニー・エイカース(38)という男の顔写真が公開されている。

彼は犯罪者に課せられた義務を果たしていないとして指名手配された。

しかし、投稿がなされた時点で誰が予想したであろう。当の警察だって期待していなかったに違いない。

指名手配中の本人から直接コメントが返ってこようとは…

手配犯自身からコメントが届く

そう、投稿にはまさに顔写真の男、アンソニー・エイカース本人からコメントが返ってきたのだ。

まあまあ落ち着いてよ。ちゃんと出頭するから。

指名手配犯自らが、SNS上で出頭すると約束したではないか。

ここから、彼と警察とのやり取りが続くことになる。

警察:おい、アンソニー!全然顔を見せないじゃないか。朝8時から夕方5時まで、月~金のいつでも待ってるぞ。お迎えが欲しければ電話しろ。

犯人:ありがとう。片付けなきゃいけないことが色々あってさ。48時間以内には向かうから。

こんなやり取りを見せられたら、この後どうなったか気になって仕方がない。

待ち人来たらず雰囲気が妙に

「で、彼は警察に行ったんですか?」といった第三者からの質問の声があがった。

これに対しリッチランド警察は「いえ、まだです」と回答。

「居場所突き止めて捕まえちゃえばいいのに」「また逃げる気じゃないか?」「何なのこのやり取り(笑)」と周囲がやきもきする中、当のエイカースは警察に対しこんなメッセージも。

君が悪いわけじゃなくて、僕自身の問題なんだ。

信じてもらえないだろうけれど、必ず行くから待ってて。

明日の昼までには必ず。それ以上待たせちゃっらごめんね。

きれいだね。

両者のやり取りは次第に、恋人同士が交わすような甘い雰囲気を醸し出し始めた。

ところがこの時も待ち人来たらず。

しびれを切らした警察は、再びエイカースにこう呼びかけを行った。

アンソニー、あなたは自分で来るって言いましたよね?

でもいくら待ってもあなたは現れない。

今度こそお迎えに行きましょうか?

もう来ないんじゃないかと思っています。

ついに観念?自ら出頭する

とうとう観念したのか、それとも用事がすべて済んだのか、エイカースは結局、当初の約束からかなり遅れはしたものの自ら出頭。

「さあ、楽しい時間を一緒に過ごそうじゃないか」と、その時の自らの姿を投稿するという結末を迎えたのであった。

これ俺じゃん!警察の「指名手配」の投稿に犯人自らコメントしてしまう