ラ・リーガが、ジローナvsバルセロナのアメリカ開催を断念するという声明を発表した。スペインマルカ』が報じている。

2018-19シーズンの開幕前、ラ・リーガは今年8月16日に多国籍メディアグループ『RELEVENT』と共にアメリカとカナダでのサッカーを推進する「La Liga North America」という新組織を立ち上げ、アメリカでの国外マッチを計画していると発表。また、その対象試合が来年1月27日リーガエスパニョーラ第21節ジローナ戦であることも伝えられていた。

▽さらに、今年9月上旬に、ラ・リーガバルセロナジローナと共にスペインサッカー連盟(RFEF)にアメリカでの試合開催の承認を要求したことも発表。賛否が巻き起こる中で、着々と開催への準備が進められていた。

▽しかし、現地時間今月10日の午後にバルセロナが「アメリカ開催の希望を撤回する」と発表。これを受け、ラ・リーガは以下のように応じている。

「私たちは、開拓者になろうとしたバルセロナジローナを祝福したい」

「(募っていた)参加は自発的なものであって、バルセロナが参加したくないという意向を表明したのであれば、マイアミで計画されていたこの試合をその日に開催するのは不可能だ」

「残念ながら、もちろんアメリカのファンを失望させてしまうかもしれない」

「彼らには、ラ・リーガがオフィシャルマッチを可能な限り早くアメリカで早く行う、と伝えたい」

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