東京に住む人たちの声を聴きながら、パーソナリティの堀内貴之が今を切り取るテーマリスナーと共に考えていくラジオプログラムTOKYO FM「シンクロのシティ」。番組内のコーナー「東京地元めしでは「東京にある隠れた名店」をご紹介しています。といっても単なる名店ではありません。ここでご紹介するのはリスナーのみなさんが推薦してくれた「自分が通っているイチオシのお店」。レポーターの安竜うららが味わいのある名店に伺い、美味しいだけじゃない人気の秘密を探ります。

今回伺ったのは、西武池袋線保谷駅から、徒歩10分ほどのところにあるパン屋「ピトレスク」



リスナーの方からこんなメッセージをいただきました。
「自宅近くに美味しいパン屋さんができましたので、食べてください。パンの中でも特にサンドイッチが絶品です。今まで食べたサンドイッチの中で、一番といっても過言でないほど美味しいのです! ここ保谷で、こんなお洒落で美味しいパンが食べられるなんて、本当に幸せ。この幸せが続きますように。若いご夫婦が頑張っている小さなパン屋さんを応援したくて、投稿しました。パン以外にもプリンがあって、それも絶品でした。皆様、ぜひ食べてください」(ラジオネーム:ちゃもさん)



住宅街に突如現れる、ガラス張りのパン屋さん。






ショーケースには焼きたてパンがズラリ! 店のコンパクトさと温かい雰囲気は、まさに「魔女の宅急便」のパン屋さん。



こちらが店長の馬場康博さん(写真左)。「ピトレスク」を保谷にオープンするまでや、パンのこだわりについて伺ってきました。

うらら:ピトレスクはオープンして半年ほどだとか。馬場さんは独立するまでもパン屋さんだったのですか?

馬場さん:20歳から15年くらいまではパティシエをやっていました。そのあと約4年、パン屋で修行を。そこから、街に根付いて普段使いされるお店を目指して独立したんです。パンのほうが毎日食べるじゃないですか。パンもありつつ、お菓子も食べられるお店にしよう!と。まだパンの種類のほうが多いですけど、徐々にスイーツも増やしていきたい。店頭にあるスイーツの中では、「こくうまプリン」がダントツで売れています。深い甘みが人気ですよ!

うららパティシエとしてのご経験もある馬場さんだからこそのお店ができている感じですね! 今、厨房にお邪魔しているんですが、製法にもほかとは違うこだわりが?

馬場さん:うちはパンの製法で、天然酵母の「ルパンリキッド」というのを使っていて、発酵している生地のもとを、うなぎのタレみたいに注ぎ足して作っています。前職のオーナーから譲り受けたタネに、僕が新しい粉を注ぎ足しているので、ほどよくブレンドされ、菌がまた増えて、より雑味が広がって美味しくなっていくんです。それが焼けたときの香りや味わいで、ほかのパン屋との差ができていると思います。また、一般的なパン屋は、その日の朝に生地を作り、練って成形し焼いていきますが、うちは低温長時間発酵という製法をしていて、前の日に成形しておいて冷蔵庫で寝かせるんです。プースラント製法というんですが。それによってパンのうまみが変わってきます。朝も焼くだけなので効率がいいですしね。

うらら馬場さんは、パンについてとても幸せそうに語ってくださいますね。

馬場さん子どものころからケーキやパン、甘いものが大好きで、クリスマス誕生日のときに母がスポンジケーキを焼いてくれて、それを組み立てるのが僕の仕事でした。その時間が大好きで、そこまま大人になった。まさに天職です。妻が出産したばかりなので、週末は両親に手伝ってもらいつつ、なんとか頑張っています。

うらら:お子さんもパンの香りをかいで育つんですね、素敵~!

馬場さん:お父ちゃんの頑張っている姿は、ずっと見せていきたいですよ! それに、パンの焼きあがる香りが、本当に幸せな香りだなって。そういう香りをお客様にも味わってもらい、幸せな気持ちになってほしいと純粋に思いますね。

今回いただいたのは、「スモークサーモンサンド」。バケットは栄養満点で、なんと十七穀米と山ぶどうシードミックスが練りこまれています! ふわっとした噛み心地のパンを通過したら、新鮮なサーモンクリームチーズトマトがお出迎え。この味はヘビロテ確実です!

訪れるだけで幸せに。保谷のパン屋「ピトレスク」。東京地元めし、認定です。

【ピトレスク/保谷】
住所:東京都西東京市東町2-16-24 ハイツマキシム 1F
電話:042-439-6947
営業時間:火~金10:00〜19:00/土 9:00~19:00
定休日:月・日




安竜うらら(女優・レポーター)

<番組概要>
番組名:シンクロのシティ
放送日時 :毎週月~木曜15:00~16:50
パーソナリティ:堀内貴之、MIO
番組Webサイトhttp://www.tfm.co.jp/city/

元パティシエが営む小さなパン屋の「絶品サンド」とは?