来年アメリカでジローナ対バルセロナの試合を開催する計画が、白紙に戻ったようだ。

 ジローナは2019年1月26日バルセロナとのホームゲームを、アメリカで開催する予定だと発表。賛否両論があるなかで、「年間チケットを持つサポーターには無料で航空券とホテルを提供する」と公式声明を発表するなど、準備が進められていた。

 しかしバルセロナは、公式サイトで「アメリカでの開催は希望を撤回する」と発表。スペイン紙『マルカ』によると、リーガ・エスパニョーラは「開催を断念する」と声明を発表しており、アメリカで計画がとん挫している。

 今回の計画はリーガ・エスパニョーラの試合が、スペイン以外で開催された前例はなく、実現すれば史上初となる事例だったこともあり、注目を浴びていた。選手やサポーターの負担などが問題となっていたが、アメリカのサポーターにとっては残念な結果となりそうだ。

アメリカ開催は中止となったようだ [写真]=Soccrates/Getty Images