リーガ通算勝利数でシャビに肩を並べたメッシ、今季中に“歴代最多”更新の可能性も

 バルセロナアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは前節エスパニョール戦(4-0)でリーガ・エスパニョーラでの勝利数を322に伸ばし、元スペイン代表MFシャビ・エルナンデス(現アル・サッド)と肩を並べた。この記録でバルサの10番が背中を追いかけるのはあと三人となった。スペイン紙「マルカ」は記録更新への足取りを「メッシの次なる挑戦」として報じている。

 メッシリーガ431試合に出場し、そのうち322試合で勝利を手中に収めた。勝率は驚異の74.71%。並ぶシャビが505試合での到達だったとことを考えれば、驚くべきペースであることは明らかだ。

 昨季限りでバルセロナを退団したJ1ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタリーガ通算442試合に出場し、312勝(勝率70.59%)という記録を残している。黄金期バルサでセンターラインを支えた3選手はいずれも偉大な記録を残している。

 そして、シャビに肩を並べたことでメッシの先を行くのはわずか三人となった。それが元レアル・マドリードのFWラウール・ゴンザレス氏(550試合327勝)とGKイケル・カシージャス510試合334勝/現ポルト)、そして元バルセロナのGKアンドニ・スビサレッタ氏(622試合333勝)だ。

 トップ三人はいずれも500試合を超えての記録だが、メッシラウール氏の記録まであと5勝、スビサレッタ氏は11勝、歴代最多のカシージャスまであと12勝と今季中の記録更新も十分に射程圏内に入っている。(Football ZONE web編集部)

バルサFWメッシ【写真:Getty Images】