ANRI」名義でセクシー女優としても活躍した、元タレント・坂口杏里さんが、芸能界復帰への活路として「バンド結成」を考えていることをSNSで発言。

メンバーをこれから募集するそうだが、メンバーの選考方法が物議を醸している。

 

■「坂口杏里審査」でメンバー募集

坂口さんは10日に自身のインスタグラムとツイッターを更新。バンドを結成する意向であることを訴えた。

坂口さんは昨年9月に芸能界を引退したが、「キラキラした自分に戻りたい」という思いから、芸能界への復帰を切望。今月4日に開催された「坂口杏里の芸能界復帰までの道のり」では、生歌を披露したことも話題に。

坂口さんはこちらの投稿に…

「坂口杏里審査にての、バンドメンバー募集しようかなと考えています!」

 

と、バンド結成にあたりメンバーを募集することを呼びかけている。

 

■「歌詞」を書いて思いを伝えたい

また、坂口さんは11日にもSNSを更新。

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歌を歌いたいっていうのはただステージで歌を歌って楽しかったっていう気持ちももちろんある。 けど私は詞を書きたいんです。 坂口杏里に詞なんて無理だよって思う方、たくさんいると思う。けど、自分の為じゃただのオナニー。 改めて私が犯したあやまちだったり、遊び狂ってた時期もあったけど、 それでもついてきてきてくださるファンへ感謝の気持ちを。 亡くなった母へ出来なかったこと、会いたい、けど会えない。 けど空から私のことを見てる気がする。 そんなママへ。 いかんせん私、口下手なので言葉ではなかなか言えないので。 自分の為に書く詞を書くつもりは1ミリもなく、 今までの私の【人生、生き様】も、書いていきたいんです。 なのでバンドメンバーオーディションをしたいです。 このノートとペンで歌詞を書いていきます。 このノートがボロボロになるまで、永遠に。

人前で歌を歌って楽しかったというだけでなく、荒んだ時期を経てもなお自分を応援してくれるファンや、亡き母・坂口良子さんへの思いを自分の言葉で歌詞にしたため、伝えていきたいのだそう。

歌詞の内容は「自分自身の人生や生き様を表現してきたい」とも記し、「バンドメンバーオーディションをしたい」「歌詞を書いていきます、このノートがボロボロになるまで、永遠に」と強い決意を明かしている。

■「上から目線の審査基準」に疑問の声

坂口さんからの決意表明を受けて、一連の投稿や女性向け匿名掲示板『ガールズちゃんねる』には、バンドメンバーオーディションの審査基準について疑問の声が相次いでいる。

「審査て何様」

 

「坂口杏里審査って、音楽の、バンドの何が分かるの?」

 

キラキラしている芸能界に戻りたい…って、芸能界はキラキラしているだけでしょうか?」

 

「え? 歌上手いの?  素人がカラオケで歌ってお世辞でうわぁー! 上手いね! って言われて調子乗っちゃった感じにならない? 大丈夫?」

 

坂口さんが目指そうとしている世界は「音楽のプロ」の世界であり、「音楽の世界を侮っているのではないか」といった心配の声が目立つ。

 

■「バンド経験者」は高所得者が多い?

しらべぇ編集部が以前、全国の20~60代の男女1,368名を対象に「バンド活動経験者」について調査を実施したところ、バンド活動経験者は年収1,000万円以上の高所得者に多い傾向があることが判明。

高所得な人に「音楽」の話題を振ってみると、盛り上がるかもしれない。

「苦手」だった歌と向き合い、音楽の楽しさに目覚めた坂口さん。彼女はどのようなバンドを結成し、どんな音楽を紡いでいくのだろうか。

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(文/しらべぇ編集部・あまぐりけいこ