英5部レイトンオリエントFCに所属するボンに興味、岡崎の立ち位置にも影響か

 レスターが“NEXTヴァーディ”と目される新ストライカーの獲得に動いているようだ。英地元紙「レスターマーキュリー」は英5部リーグプレーする50万ポンド(約7100万円)の若手選手と契約する可能性を報じた。

 レスターターゲットになっていると伝えられているのは、英5部に相当するナショナルリーグレイトンオリエントFCに所属するFWマコーレー・ボンだ。23歳のジンバブエ代表FWは今季24試合17得点をマークするなど、リーグ内で高い決定力を発揮している。

 プレミアリーグでの経験はないが、ここ最近のパフォーマンスは際立っており、英紙「ザ・サン」によれば英2部チャンピオンシップの複数クラブがボン獲得に関心を示しているというが、それだけでなくニューカッスルクリスタル・パレス、フルハム、ハダースフィールド、そしてレスターとプレミア5クラブもその動向を追っているという。

 ボンの市場価格は現在50万ポンド(約7100万円)だと伝えられている。

 下部リーグからのステップアップ、そしてレスターと聞けば、ヴァーディの再来と期待されるのも無理はない。今や不動のエースとなったヴァーディも2012年まで英5部(当時)フリートウッド・タウンでプレーし、そこから一気にスターダムへと駆け上がった。

 ヴァーディの代役にはFW岡崎慎司ナイジェリア代表FWケレチ・イヘアナチョらも控えているが、クロード・ピュエル監督の下で不動のポジションを築くことはできていない。こうした状況で獲得の噂が浮上したボンは、彼らとポジションを争うだけの実力を備えているというのだろうか。

 冬の移籍市場再開まであと1カ月を切った。頼れる点取り屋を探すレスターの動きに注目だ。(Football ZONE web編集部)

レスターFW岡崎慎司【写真:Getty Images】