昨季限りでマンCを退団し古巣に戻るも、事実上の構想外に…

 今夏にギリシャ1部オリンピアコスに加入していた元コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレが、わずか3カ月で契約解除となり、冬の移籍市場を前に無所属となった。

 トゥーレは昨季限りでマンチェスター・シティと契約満了になり、2005-06シーズンにプレーしていた古巣オリンピアコスと契約していた。

 ASモナコバルセロナ、シティといった強豪クラブを渡り歩くなど実績十分だが、35歳となった今季の出番はわずか5試合のみ。リーグ戦の先発はわずかに一度で、事実上構想外となっていた。クラブは双方合意のもとで契約解除したと発表した。

 9月の加入からわずか3カ月で再びフリーエージェントとなったトゥーレ。英公共放送BBC」や英衛星放送「スカイ・スポーツ」などでも退団のニュースが報じられているが、現時点で去就についてはまだ明らかになっていない。

 英ブックメーカースカイベット」によるトゥーレの新天地予想のオッズ(日本時間12日午前10時現在)では「いずれかの中国クラブ」が3倍で一番人気。次いで3.5倍の「MLSクラブ」と欧州外でのプレーが、予想としては有力なものになっている。3位は7倍の英2部ノッティング・フォレストだった。

 中国やアメリカと並び、日本のJリーグも今では海外スター選手の移籍先として注目を集めているだけに、もしやという妄想も膨らむが、果たして――。バルサ時代にUEFAチャンピオンズリーグ優勝経験もあるベテランの新天地は、果たしてどこになるのだろうか。(Football ZONE web編集部)

Y・トゥーレが、ギリシャスーパーリーグのオリンピアコスを早くも離れることが決まった【写真:Getty Images】