暑いサラリーマン(tuaindeed/iStock/Thinkstock/画像はイメージです)

12日、日本漢字能力検定協会がその年の世相を表す「今年の漢字」を発表。

平成最後となる「今年の漢字」に、ネガティブな一文字ながら「納得」の声が相次いでいる。

 

■今年の漢字は「災」

本年度の「今年の漢字」は「災」に決定。

北海道地震に豪雨災害、災害級の猛暑に四半世紀に1度の最強台風の上陸など、2018年は日本各地で自然災害の猛威にさらされたことを受けて、「災」が応募総数19万3,214票のうち2万858票を獲得したという。

ちなみに、昨年は「北」が選ばれ、2016年はリオ五輪で日本人選手の金メダルラッシュに沸いたことから「金」が選ばれている。

 

■「やっぱり」「納得」の声が続出

今年の漢字が「災」に決定したことを受けて、ツイッター上では「やっぱり」といった声が続出。

今年発生した自然災害を振り返り「防災についてとても考えさせられた」という声や、「来年は良い年になってほしい」と祈るような声も多く見られる。

■「平成最後なのに…」との声も

一方で、平成最後の今年の漢字」がネガティブな一文字となったことに、モヤモヤする人たちも。

「縁起が悪い」「明るい漢字が選ばれてほしかった」としつつも、「仕方がない」と多くの人が納得しているようだ。

 

■「防災グッズ」備えている?

2018年、多くの自然災害に見舞われた日本。いざというときの「防災」について、考えさせられた人は多いのではないだろうか。

しらべぇ編集部が以前、全国の20~60代の男女1,379名を対象に「防災グッズを年に1回以上見直している」人の割合について調査したところ、「見直している」と回答した人は14.5%、「常備しているが見直していない」が34.2%、「常備していない」人は全体で51.3%にのぼった。

震災をはじめ、これまでにも日本は多くの自然災害に見舞われており、いざというとき自分や家族を守るために「防災」について今一度見直してみてはいかがだろうか。

・合わせて読みたい→マツコと関ジャニ村上も参戦「今年の漢字」予想が白熱

(文/しらべぇ編集部・あまぐりけいこ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2015年8月21日~2015年8月24日
対象:全国20~60代の男女計1413人

平成最後の「今年の漢字」が発表! 「縁起は悪いけど…」「これは納得」