12月31日の大みそかに放送される『第69回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか/19時15分)に、特別企画として、今年デビュー40周年を迎えたサザンオールスターズ、そして演歌の大御所・北島三郎が出演することが明らかになった。

【写真】『第69回NHK紅白歌合戦』特別企画に出演するサザンオールスターズ、北島三郎、北島兄弟

 「平成最後の紅白」となる『第69回NHK紅白歌合戦』は、「夢を歌おう」がテーマ。特別企画として出場するサザンオールスターズは、紅白への出演が2014年以来4年ぶりで、通算では5回目。NHKホールで歌唱を行うのは、1983年以来、実に35年ぶりとなる。

 一方、2013年の『第64回NHK紅白歌合戦』で、史上最多の“50回出場”を区切りとして紅白とは“1本の線を引いた”北島。それ以来、紅白に出演することはなかったが、「平成最後の紅白」という記念の年に「やっぱりサブちゃんを紅白で見たい!」という期待の声を受け、番組が出演を依頼。北島はこれに応じて特別出演し、「まつり」を歌うこととなった。紅白でも昭和から平成にかけて6回披露し、伝説的なステージを作り上げてきたこの曲で、北島は日本を再び盛り上げる。

 さらに、北島の弟子・北山たけしと大江裕による特別ユニット「北島兄弟」も特別企画に参加する。デビュー15周年を迎えた北山と10周年を迎えた大江は、演歌チャートで1位を獲得した「ブラザー」を歌唱。この曲は北島三郎の次男で、今年亡くなった大地土子が作詞・作曲した遺作だ。

 『第69回NHK紅白歌合戦』は、総合テレビ・BS4K・BS8K・ラジオ第1にて、12月31日19時15分放送。

『第69回NHK紅白歌合戦』特別企画に出演するサザンオールスターズ 写真提供:NHK