立山黒部アルペンルートの「関電トンネル電気バス」が、運行開始とともに150分の1スケールの模型として登場します。

実車は立山黒部アルペンルートで4月中旬運行開始

模型メーカーのトミーテックは2018年12月12日(水)、バス車両の模型シリーズ「ザ・バスコレクション」から、「関電トンネル電気バス」を2019年4月中旬に発売すると発表しました。

関電トンネル電気バスは「立山黒部アルペンルート」の一部を構成しており、長野県大町市の扇沢駅と富山県立山町黒部ダム駅を結びます。2018年11月30日で54年間の運行を終えた「関電トンネルトロリーバス」に代わり、2019年4月中旬から新たに運行を始める予定です。

トミーテックは、この運行開始と同時期に模型「ザ・バスコレクション 関電トンネル 電気バス1001号車」を発売。同車番の実車取材に基づき、150分の1スケールで細部まで再現するとともに、特徴的な車載パンタグラフも可動パーツで取り付けるといいます。

なお、11月30日に引退した「関電トンネルトロリーバス」の、最終便(黒部ダム16時35分発)最後尾車両に充当された315号車も、「ラストイヤーラッピング英語バージョン・最終便315号車」として発売されます。

商品はいずれも塗装組み立て済み。希望小売価格は各1800円(税抜)です。全国の量販店ホビー売り場や鉄道模型店、通販サイトなどで販売されます。

「ザ・バスコレクション 関電トンネル 電気バス1001号車」の開発中イメージ(画像:トミーテック)。