優勝を狙う韓国も日本のメンバー発表に反応、「世代交代」と捉える
日本サッカー協会が12日、来年1月にUAEで開催されるアジアカップに向けた日本代表メンバー23人を発表した。韓国メディアも、母国代表がアジアカップで1960年大会以来となる3度目の優勝を狙うだけに、ライバルとなる日本代表メンバーのリストに注目。大きく報じられたのは、やはりベテラン選手の落選だった。
スポーツ・芸能専門サイト「スポーツトゥデイ」は、「これまで日本代表の主軸として活躍した香川真司(ドルトムント)、岡崎慎司(レスターシティ)が外れた。彼らは現在、所属クラブでほとんど先発から外れており、アジアカップメンバーに入ることができなかった」と報じた。
また、サッカー専門サイト「インターフットボール」も「香川と岡崎はメンバーから除外された。一方で、DF長友佑都(ガラタサライ)、MF中島翔哉(ポルティモネンセ)、MF堂安律(フローニンゲン)、FW浅野拓磨(ハノーファー)、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF柴崎岳(ヘタフェ)など海外組が名を連ねた」と報じている。
今回の日本代表メンバー選考を、韓国メディアは完全に「世代交代」と捉えている。
スポーツ紙「スポーツ東亜」も「香川や岡崎など日本を代表するベテラン選手たちが外れた点が目立つ。若い世代がそこを埋めるということだろう」と伝え、新たなメンバーでアジアカップ優勝を狙う日本の意気込みを伝えている。
いずれにしても、基本的には森保一監督がこれまで積み上げてきたベストの布陣であることは間違いない。新たな力がアジアの舞台でどれだけ躍動するのか、韓国も注視している。(金 明昱 / Myung-wook Kim)
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