SPICY CHOCOLATEのKATSUYUKIが、レゲエ界の最強Deejayたち5人を引き連れて、
REGGAE VS HIPHOPの異種格闘技である。
審査委員に鈴木紗理奈、DOZAN11(ex.三木道三）。
般若ルームには清水あいりが登場。
「BATTLE OF REGGAE DEEJAY」で盛り上がったフリースタイルダンジョン。
即興のラップバトル番組『フリースタイルダンジョン』5th season Rec 7-1(→公式、→テレビ朝日、→Abema)。

チャレンジャーは、KYO虎（→@KYOTORA_075）。
モンスターはACE(→@ACE0317)。

KYO虎が先攻を取り、
「モンスターの胸借りにきた？
違うな　首を狩りにきた」
でバッチリ決める。
ACE、KYO虎の声を真似て、
「はいはい首を狩りに来た　本当にお前はかったりぃみたいOK」
と返す。
KYO虎も、しっかりACEの声真似に対してアンサーしつつ
「ダミ声真似すんの構わない
でもやる事なす事空回り」
とディスる。
ACEは、
「便所掃除」「結構本気」
「空回り」「頭悪ぃ」
「ギロチン」「君の命」
と手堅く韻を踏み返す。
３対２でモンスターACEの勝利。

第２ラウンド。
「女々しいEnemyに食らわすこの一撃　まるでジョンFケネディ　さらされるお茶の間のテレビ」
「寝言は寝て言うもんやねんて　おやすみ俺が落としたる電源」
と印象に残るフレーズを叩き込んで会場を沸かせたKYO虎がクリティカルで勝利。

２人目のモンスターは赤いニット帽が鮮烈、裂固（→twitter）。
「誰も彼も待ちに待った今日のダンジョン
ならば一か八かMIC使い言葉吐き出し」
と猛烈なスピードと強烈なリズムでまくしたてるKYO虎。
対して、裂固は
「毎回そういう事　考えてるネタを言うの？」
とフリースタイルでないことを攻める。
KYO虎がアンサーする。
「ネタがどうHIPHOPがどう
お前ら自慢の得意なヒガモ」
ヒガモは被害妄想を略した俗語。
さらに、
「トイレットペーパーみたいにペラペラで
薄っぺらな事ばっかペラペラ
それじゃ自分のケツも拭けへんな
水に流してFadeOut」
と見事な着地を決めた。
４対１でKYO虎の勝利。

第二ラウンド。
裂固「アンサーまったく返してなかっただろ」と攻めるが
KYO虎は裂固が「猫にしか見えません」と言ったことに対して
「何が猫や誰がモンスター　ラスボスに飼われてるハムスター」とアンサーからディスという流れ。
第三ラウンドまでもつれて、KYO虎はビートを選択。
裂固、相変わらず「アンサー全くなし」の攻撃は単調だが、尻上がりに乗ってきて、ラストターンで「ママの元に」「かかと落とし」の韻を踏みながら強烈なフレーズを叩き込んで、勝利。

しかし、KYO虎さんめちゃくちゃカッコよかった。
「BATTLE OF REGGAE DEEJAY」シーズン、期待である。（テキスト／米光一成　イラスト／まつもとりえこ）

フリースタイルイラスト／まつもとりえこ