東京消防庁は2011年3月19日14時頃、福島第1原発・3号機の使用済み核燃料保管プールに向けて屈折放水塔車で地上から放水を開始した。
NHKの報道によると、全長約800メートルものホースを使い、遠距離大量送水車から直接海水を組み上げながら約22メートルの高さから放水を行うとし、給油時のほかは無人で、1分間に約3トン、連続7時間に渡って放水を続けるとされる。1分間に3トンで連続7時間放水すると、放水量は1,260トンになり、これは使用済み燃料プールの容量とほぼ同じであると報じている。
(丹羽一臣)
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