12月13日(水)に、新垣結衣松田龍平のW主演作「獣になれない私たち」(毎週水曜夜10:00-11:00、日本テレビ系)の最終話が放送された。(以下、ネタバレが含まれます)

【写真を見る】最終回の感動シーン!“鐘の音”を聴きに行った2人はギュッと手を握り合い…!!

今作は、笑顔の裏で身も心もすり減らして生きる晶(新垣)と、敏腕会計士だが誰のことも信用していない恒星(松田)によるラブ“かもしれない”ストーリー。

色々ともがいてきた晶と恒星の明るい未来を感じられるような最終話に、視聴者から「最後まで見続けて良かったと心から思える」「私も誰かに縛られて生きるのやめよ」「深海晶。苦しかったと思うけど素敵でした。ガッキーお疲れ様でした」との感想が寄せられている。

最終話を迎えるまで、晶と恒星は悩みを抱えて悶々としていた。

周囲に対して過度な程の気配りができてしまう晶は、社内で誰よりも頼られて、ストレスを抱えていた。恋人の京谷(田中圭)ともうまくいかないのに、京谷の元彼女・朱里(黒木華)の経済面や精神面の心配までする性分。

一方、会計士の恒星は、粉飾決済の加担から抜け出せずにいた。かつて男女の良い関係にあった呉羽(菊地凛子)は、有名ゲームクリエイターのカイジ(飯尾和樹)と結婚してしまい、しょんぼりした日々を送っていた。

先週放送の第9話で、晶と恒星は一夜を共にしてしまった後悔の念から、行きつけのバー「5tap」で反省会を開いていたが、呉羽からホテルに呼び出される。

世間に対し謝罪会見をするという呉羽は、神妙な面持ちで会見の場に立った。ところが、失礼な記者に「あのさ、結婚て子ども作るためにすんの?一緒にいたいから結婚したの。それ以上何かある?」と呉羽節全開でキレたのだった。

呉羽とカイジのスパッとした生き方を見て、改めて自分たちとの違いを感じる晶と恒星。

そこから2人は変わっていく。晶はワンマン社長の九十九(山内圭哉)に「自分を殺して、本当に死んでしまう前に。辞めます」と退職願を突き付けた。京谷からの「おれはまだ晶のことが好きなんだ」という告白もバッサリお断り。

恒星も税務署に足を運び、粉飾決済から手を引いて個人事務所を畳むことにする。

「5tap」の2周年パーティー当日。晶は恒星からの電話に「来ないつもり?ビール飲もうよ。一緒に飲みたいよ」と誘いをかける。

しかし、晶と恒星はパーティーには顔を出さず、那須高原ブルワリーでビンテージビールを乾杯したのだった。ラストは、晶と恒星が教会の前で鐘の音を聴こうと、ぎゅっと手を握るシーンで幕を閉じた。

爽やかなラストシーンが、多くの視聴者の胸に響いた。「何かにすり減らされ続けた晶と恒星が、自分を大事にすることを取り戻した最終回だった。よかった」「いろんな価値観の提供をありがとうございました」「最後まで見続けて良かったと心から思える」「男女のラブストーリーじゃなくて人間同士のお話だった」と、感動の声が多数。

また、新垣結衣を労うカキコミも沢山見られた。「深海晶。苦しかったと思うけど素敵でした。ガッキーお疲れ様でした」「毎週かわいいガッキーが見れて幸せだった!」「晶と恒星の続きをずっと見ていたい…寂しい」と、早速“けもなれ”ロスになっている人もいるようだ。(ザテレビジョン

新垣結衣