女優の米倉涼子が主演を務める、木曜ドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』の最終回が今夜放送される。今回は、小鳥遊翔子(米倉)が「Felix & Temma法律事務所」の代表弁護士・天馬壮一郎(小日向文世)を提訴するほか、元恋人のエリート弁護士・海崎勇人(向井理)と対峙する姿などが描かれる。

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 本作は、弁護士資格を剥奪されてしまった元弁護士の小鳥遊翔子が、ワケあり弱小弁護士らを集めて「京極法律事務所」を立ち上げ、さまざまな訴訟で“勝利”を手にするために突き進む姿を描く。

 翔子がかつて弁護した受刑者・守屋至(寛一郎)は、NPO法人「貧困を救う会」の代表・大峰聡(速水もこみち)に脅され、殺人に手を染めていた。その真実を法廷で明らかにするため、翔子は自ら原告となり、大峰との“濃密な裏関係”が疑われる「Felix & Temma法律事務所」の代表弁護士・天馬壮一郎を提訴。翔子は至を弁護していた1年前に、弁護士資格を剥奪されたことに関して、弁護士会会長でもある天馬に、たった1円の損害賠償を求める民事訴訟を起こす。

 翔子に残された切り札は、至から託された“謎の鍵”だけ。至が殺害した被害者が所持していたというその鍵は、鍵番号もわざと削られており、どこのものか分からない代物だった。翔子率いる「京極法律事務所」は、事件の全貌を解く重要な手がかりになる可能性をかけて、鍵の調査を開始すると同時に、翔子が弁護士資格を剥奪される直接的な原因となった“暴力団への金銭授与行為”が、仕組まれた罠だったことを証明しようと奔走する。

 その矢先、「京極法律事務所」は思わぬ窮地に立たされる。代表弁護士・京極雅彦(高橋英樹)とパラリーガル・伊藤理恵(安達祐実)が逮捕され、パラリーガルの馬場雄一(荒川良々)と茅野明(三浦翔平)が暴力団の襲撃を受けて病院送りになってしまうのだ。途方に暮れる翔子と弁護士の青島圭太(林遣都)、大鷹高志(勝村政信)だったが、天馬が裏で手を回したに違いないと睨んだ翔子は、単身で「Felix & Temma法律事務所」へ乗り込む。しかし、彼女の前には元恋人のエリート弁護士・海崎勇人が立ちはだかる――。

 木曜ドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』最終回は、テレビ朝日系にて今夜12月13日21時放送(20分拡大)。

『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』最終回場面写真(C)テレビ朝日