兵庫県加古川市で、10月に発生したひき逃げ事故の被害女性の母親が1か月後に犯人を見つけ、逮捕に持ち込むという奇跡的な出来事が起きた。

 事故が発生したのは今年10月25日午後3時40分頃。加古川市東神吉町神吉の交差点で軽トラックが、横断歩道を渡っていた女子高生に衝突。そのまま介抱せず、走り去った。女性は幸い命に別状はなかったが、頚椎を捻挫するなどの軽傷。その後1か月ほどは、犯人の行方がつかめなかった模様で、逮捕には至っていなかった。

 逮捕のきっかけは、事故を目撃していた女子高生の母。たまたま事故時に見かけた軽トラックを見つけると、車で追走。停車したところで運転していた68歳男性に声をかけ、「前に事故を起こしていないか」と詰問する。その結果、男が「起こしたような気がする」などと曖昧な言葉ながらも犯行を認めたため、母親が通報。そのまま逮捕となった。

 女子高生の母は男を追いかけていたわけではなく、遭遇は全くの偶然だったとのこと。神の思し召しだったのか、はたまた飛んで火に入る夏の虫だったのか。いずれにしても、男は御用となった。

 この奇跡的な展開に、ネットユーザーも「凄い」「ドラマみたい」と驚きの声を上げる。また、軽トラックを見かけ追いかけて声をかけた母親の「勇気」に感動するネットユーザーもいた。

 ひき逃げは自動車ユーザーなら誰しもが起こしうる可能性のある犯罪だが、逃げ切れることはほぼ100%ない。事故を起こしてしまった場合は、速やかな救護活動を行ってもらいたい。

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