よく女子は「モテたいわけではない、特定の彼氏から愛されたいんだ」と言うけれど、そしてそれは、女心の最たるものであると思うけど、モテるって、なかなか気持ちいいものですよ。
モテるというのは、他者からより多く共感をしてもらえている状況です。
たくさんの人から共感を得られる人とは、富が集まりやすい人です。たとえば、インスタの「いいね」をたくさん集めると商売になるでしょ?
というわけで、モテるためのテクニック、ご紹介しましょう。
素早いLINEの返信男子って、女子からのLINEの返信がはやいと「脈あり」と思っちゃうんですよね。
それを、どこで読んだのか「LINEの返信を遅くして、男子を焦らしたほうがモテると読みました」なんて言って、ホントに遅めに返信するからモテないんです!
男子にとって、恋の入り口のキャッチフレーズは「鉄は熱いうちに打て」です。
LINEを送った、即返信が来た、明日デートすることになった、付き合うことになった、そして……ここまでは「鉄は熱いうちに打て」と、男は思っています。
長電話をする「LINEでメッセージを送ればいいじゃん?もしもし電話って必要ないじゃん?」ではモテないんですよね。
モテる女子は、彼と長電話します。長電話していると、男子って「この子、俺に気があるのかな。トイレに行くときも電話を切らないで保留(orミュート)にしてるし」と思うんです。
彼が、いつ切るといいのか判断できなくなるくらい長電話すれば、彼はあなたのことが好きになって、電話を切る前に「付き合って」といえば、付き合ってくれます。
適度なボディタッチこれは今さらここに書くまでもないですよね。カラダを触られたら、男子は「この子、俺のことが好きだから触ってきたのだ」と思うのです。
「エロそう」と言う男子って、女子に「エロそう」と言われたら、一気に心を開いちゃう生き物なんですよね。
「エロそう」と俺に言うことは……と、彼は考えます。
「俺としたいってことかな。それとも、彼女はドMで、俺にSっぽくいじめてもらいたいというリクエストを遠まわしにしているのかな。それとも彼女は、いつもスケベなことを考えているのかな?
であれば、俺が今日、彼女を飲みに誘ったら、その後、一晩過ごすまでの段取りを考えてくれるのかな……」などと。
むずかしいことを考えず、気軽に誘っている「みんなと飲み会するけど、来る?」など、自分から誘うのがうまいのが、モテる女子の特徴です。
勇気があるから誘えるとか、そういうややこしい話抜きに、きっと彼女たちはもともとノリがいいんでしょうね。それか、みんなで楽しむのが好きなんでしょうね。
男子って、だいたい誘うのが下手です。だから結局、ノリよく誘ってくれる女子のところとか、自分から何でも話す女子のところに行くんです。
そういう意味では、自意識過剰気味に、誘う時も気をつかい、自分のことを話すのも気をつかう女子は、恋愛市場において圧倒的に不利だと言えます。
がしかし、こういうのって、持って生まれた天性のものでもあるのだから、自分が持って生まれたもので勝負するしかない!ないものを数えずに、持っているものを数えよう!
いかがでしょうか。
冒頭に書いた「モテ=富の集中」は、300年くらい前にアダム・スミスさんという人が提唱したことです。
モテると、男子が食事をごちそうしてくれます。食事のあと「ヤバいこと」になりそうなら、「ごめんね、飼っているネコが下痢してるから、わたし、もう帰らないと」と言うと、帰してくれます。
300年前も今も、世の中は若い女子を中心にまわっています。
今モテないと、いつモテるんですか? ですよ、ホントに。
(ひとみしょう/作家)
(愛カツ編集部)
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