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アメリカスペースX社が開発した無人宇宙船「ドラゴン」が、ISSクリスマスプレゼントを届けることに成功
プレゼントには、豪勢なクリスマスディナーの他にも、科学実験用のマウスやワーム、機内の整備品が入っていた

もうすぐサンタが大忙しなクリスマスがやってきます。

しかし、プレゼントが届けられるのは地球内だけではありません。先日の12月8日土曜日クリスマスプレゼントを積んだスペースX社の貨物輸送船「ドラゴン」が、国際宇宙ステーション(ISS)に到着しました。地上とのコンタクトの乱れで少々遅延しましたが、無事に届けられたようです。

スペース・エクスプロレーションテクノロジーズ(通商スペースX)」は、ロケットの打ち上げと宇宙船の開発を目的として設立されたアメリカの企業で、届けた「ドラゴン」は、国際宇宙ステーションへの物資輸送のために造られた無人宇宙船です。

ドラゴン」は、ケープカナベラル空軍基地の打ち上げ後、3日で軌道周回上にいるISSとのドッキングに成功。ISSに滞在している指揮官アレクサンダー・ゲルスト氏は、宇宙ステーションの巨大なロボットアームを使って、「ドラゴン」の引き上げ作業を行ったと説明しています。

NASAミッションコントロールセンターは当初、ISSと交信するためのコミュニケーションネットワークトラブルが見られたため、安全面を考慮して「ドラゴン」帰還の指示を出していました。今回のトラブルは、NASAISSとの交信に使用していた「TDRS(追跡・データ中継衛星)」の一部に不具合があったことが原因だと報告されています。

しかし、NASAはもうひとつ予備にあったTDRSと取り替えて、再度ISSとの交信を試みたところ、うまくコンタクトを取ることができたとのこと。交信回復までには、不具合を起こしてからおよそ1時間半かかりましたが、なんとかドラゴン」のドッキング作業を再開することはできました。

ISS内には、アメリカクルーが2名、ロシアクルーが2名、カナダクルーが1名に、ドイツ人のゲルスト氏を合わせて計6名が滞在しています。

気になるプレゼントの中身ですが、クルーたちへのクリスマスディナーだけではなく、ISS内での作業に必要な物資が数多く備えられていたようです。

クリスマスディナーには、七面鳥やキャセロール、クランベリーソースやヤムイモの砂糖煮など豊富なラインナップで、他にもショートレッドバタークッキーフルーツケーキと言ったお菓子類まで様々でした。

また、作業物資としては、科学実験に使用するためのマウスやワーム、それからISS機内を整備する備品が総重量にしておよそ2,270kgも入っていたそうです。

 

トナカイならぬ「ドラゴン」の活躍で、宇宙にもクリスマス気分を届けることができました。ISSに滞在するクルーの内3人は、クリスマスまで船内に残り、あとの3人はクリスマス前の20日に地球に戻る予定です。

 

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viaphys.org / translated & text by くらのすけ

 

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