お笑いコンビ・とろサーモン久保田かずのぶとスーパーマラドーナ武智正剛が泥酔し、「M-1グランプリ2018」の審査員・上沼恵美子に対しインターネット上の配信で暴言を吐いた事件から早くも10日が経過した。

 この一件以降、両コンビはTwitterやインスタグラムなどインターネット上での発言は控え気味となっているが、12月12日久保田の相方である、とろサーモン村田秀亮が騒動後はじめてTwitterへつぶやきを投稿した。村田は今回の騒動には特に触れず、先日自身が出演した新宿ルミネのライブに参加したお客さんへのお礼のみであったが、久々の投稿に応援のリプライが多く届いている。

 さて、相方とは言え完全にトバッチリを食らう形となった、とろサーモン村田だが、「仮にとろサーモンが休業になっても、村田は安泰」と業界内で噂されている。お笑い界に造詣の深い放送作家氏は以下のように分析する。

 「確かにテレビをはじめメディア露出が多いのは久保田さんですが、業界内で芸人としての評価が高いのは村田さんの方です。村田さんはM-1グランプリの優勝前から個人で俳優業やナレーション活動に力を入れていて、アーケードゲームの『恐竜キング』のCMナレーションも担当しています。そもそも、とろサーモン自体は久保田さんより先に、村田さんの方が世に出ていたのでピンでの活躍も十分こなせるはずです」(放送作家)

 現に村田は、TBSのバラエティ番組『あらびき団』にて、「大道芸のナレーション」という芸を行い、マニアックなお笑いファンから人気が高く、また、男前なルックスから吉本男前ランキングにランクインしたほか、Netflixのドラマ『火花』では準主役といえるお笑い芸人を演じており、業界内でもコアなファンが多いという。

 「今はインパクトの強い久保田さんの影に隠れていますが、いずれは相方の逮捕によって解散となったキングオブコメディの今野浩喜さんのように役者として活躍するのではないかと噂されています」(前述の放送作家)

 上記のように器用な村田ではあるが、やはり一番のウリは久保田との「漫才」であることは間違いなく、「休業」しないよう踏みとどまって欲しいところだが……。

とろサーモン・久保田かずのぶ