サントスは13日、2019シーズンからの新監督にホルヘ・サンパオリ氏(58)を招へいすることで合意したと発表した。今週末にも正式契約が交わされる見込みだ。

▽ハイル・ヴェントゥーラ新監督の下、2018年シーズンを迎えたサントス。しかし、シーズン序盤から苦しい戦いを強いられると、7月23日ヴェントゥーラ監督を解任。その後任としてサントスの新指揮官に就任したクカ監督は、リーグ戦10試合でわずか3勝だったチームを建て直すと、最終的に10位でシーズンを終え、チームを1部残留に導いた。

▽新監督に就任で合意に至ったサンパオリ氏は、これまで母国アルゼンチンペルー、チリのクラブなどを指揮。2012年からはチリ代表を率い、2015年には自国開催のコパ・アメリカで優勝を成し遂げた。その後、セビージャを率い、チャンピオンズリーグ出場圏内である4位フィニッシュに導いた。

▽一方、2017年6月に途中就任したアルゼンチン代表では南米予選を辛くも突破したが、優勝が期待された本大会ではフランス代表に敗れてベスト16敗退。加えて、主力選手との確執が大々的に伝えられたことで、大会終了後に解任されていた。

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