加藤浩次

家事や育児に専念する「専業主婦」と、仕事もこなす「兼業主婦」といえば、何かと対立しがちだ。「働いていないのはズルい」「家事育児をするのがそんなに偉いのか」とネット掲示板で争うこともしばしば…。

このことについて、13日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)での加藤浩次の発言が話題になっている。

 

■共働きママから陰口が…

番組では、専業主婦たちに「罪悪感」があるかについて街頭インタビューを実施。

「外食や買い物をするときに罪悪感おぼえる」「同じような環境の中にいる友人がフルタイムで働いていることを知ったときに何となく後ろめたさを感じた」といった意見が寄せられた。

また、共働きのママ友から「暇じゃないの?」「健康なのに働かないなんて」と陰口を言われたという人もいるという。

 

■「罪悪感を感じる必要ない」

何かと「専業主婦 vs 兼業主婦」と対立させられることについて、加藤は「それぞれの夫婦のかたちがありますから。お互い話し合って一番良いかたちがいい」とバッサリ。

夫婦の中で話し合い、その結果として妻が専業主婦になったとしたら「それは罪悪感を感じる必要はない」と持論を述べた。

また、共働き夫婦についても「お金のためにやられている人がいる、生きがいのためにやっている人がいる、社会と繋がりたいってやっている人がいる。働きたければ、お互い夫婦で話し合って働いたらいいし、時間をシェアして子育てすればいい」と語り、専業主婦と兼業主婦が戦う必要がないと主張した。

■「ほっとした」「救われた気分」と称賛

放送後、ネット上では加藤の発言に救われたとの声が相次いだ。

「今、『スッキリ』で加藤さんがいいこと言った。『お母さんが家にいることで安心する子だっている。兼業主婦と専業主婦は闘わなくていいんだ』不登校娘がいる私にとって、この言葉に救われた気分」

 

「『そんなことで罪悪感かんじる必要ないって~! みんな頑張ってるんだから~!』って一蹴してくれて、それ聞いたら涙出そうになった。加藤さん、ありがとう」

 

「今日はたまたま家事しながらスッキリかけてたんだけど本当によかった。加藤さんの『別に専業主婦と共働き主婦は戦ってるわけじゃないんだから』っていう言葉になぜかほっとした。家によっていろいろな事情があったりするもんね」

 

■専業主婦になりたい人は…

しらべぇ編集部が全国20〜60代の未既婚を合わせた専業主婦(夫)ではない男女1,125名に「専業主婦への願望」について調査したところ、女性の3人に1人が専業主婦を希望している。

専業と兼業どちらを選択するかは夫婦次第。「罪悪感を感じなくていい」という加藤の言葉のとおり、自信をもって選んでほしい。

・合わせて読みたい→「仕事辞めて専業主婦になれ」と命令する夫に怒り 「夫に依存したくない」と賛否両論

(文/しらべぇ編集部・鳩麦エスプレッソ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2017年8月25日~2017年8月28日
対象:全国20代〜60代までの1,336名の男女に調査(有効回答数)

「専業主婦 vs 共働き」 加藤浩次の言葉に「救われた」「いいこと言った」