ヨーロッパリーグ(EL)グループステージ最終節が13日に欧州各地で行われた。

グループBで首位通過を決めているMF南野拓実の所属するザルツブルクは、敵地でセルティックと対戦し、2-1で勝利した。南野は74分までプレーした。

▽南野を2トップの一角に起用したザルツブルクは17分、ウルマーの左CKを相手DFがクリアし切れずにすらすとファーサイドライナーが頭で合わせたが、これはクロスバーを叩いた。さらに31分には、相手のバックパスを奪ったヴォルフがGKとの一対一を迎えたが、これを決めきれず。

▽試合が動いたのはゴールレスで迎えた後半。ザルツブルクは67分、ライナーの右クロスをゴール前でダブールがヘディングで叩き込んだ。

▽先制したザルツブルクは、74分に南野を下げてグルブランドセンを投入。すると78分、相手GKのミスパスをボックス内でカットしたグルブランドセンがこぼれ球をそのまま無人のゴールに流し込んだ。

▽リードを広げたザルツブルクは、試合終了間際にPKのこぼれ球をエンチャムに押し込まれ、1点を返されたが2-1のまま試合終了した。

▽この結果、ザルツブルクはGS全勝で首位通過。また、同時刻開催のライプツィヒvsローゼンボリがドローに終わったため、セルティックが2位通過を決めている。

▽グループFで首位に立つベティスは、敵地でデュドランジュと対戦した。インサイドハーフで先発した乾は、フル出場したが見せ場は作れず0-0の引き分けに終わった。敵地で勝ち点1を積み上げたベティスは、グループFを首位で通過している。

▽そのほかの日本人所属チームでは、グループHで首位通過を決めているMF長谷部誠の所属するフランクフルトが、敵地でラツィオと対戦し、2-1で勝利。長谷部は左モモ裏を負傷し31分に交代した。同じグループHに所属する酒井宏樹所属のマルセイユは、ホームでアポロン・リマソルと対戦し、1-3で敗戦。酒井宏はフル出場した。

▽また、グループD所属するアンデルレヒトは、敵地でディナモ・ザグレブと対戦し0-0でタイムアップ。MF森岡亮太は今季初のフル出場を果たしている。

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