【この記事の動画を見る】

このほど、インドのあるプレスクール(初等前教育)で授業を受けていた児童の口をダクトテープで塞いだ女教師が停職処分となった。教師はクラスでうるさく騒ぐ児童らに我慢ならなかったようだ。『The Sun』『Mirror』などが伝えている。

インド北部ハリヤナ州グルガオン(グルグラム)にあるプレスクール内の監視カメラが捉えた衝撃映像が、児童の両親を激怒させた。

ひとりの女教師が授業中、プレスクール1年目の4歳児童2人の口にダクトテープを張り付け、口を塞いだのだ。カメラの映像によると、女教師イライラしたようにひとりの男子児童の席に行き、持っていたテープを児童の口に張り付けた。口を塞がれた本人も周りの児童らも驚いた様子であることが映像からも見て取れるが、教師のすることになす術なしといった状態で、誰も反抗する児童はいない。

教師は次に別のテーブルにいた女児に近付き、男児同様にその口をテープで塞いだ。映像には、すぐにテープをはがそうとする女児の姿が捉えられている。その後、何事もなかったかのように女教師は自分の席へと戻り、授業は続けられたようだ。

この映像を見た児童の親は驚き、ソーシャルメディアでシェアした。すると幼い児童への強引な対応が非難され、女教師は停職に追い込まれることになった。後に、この学校長は地元メディアに対し「児童の親から苦情を受けたために、この教師には厳しい処置を下した」と話している。女教師は、この2人の児童がうるさくして授業を妨害したからやったと反論。また「4歳児は時に汚い言葉を使うから」とも話していたという。児童の親からは、この女教師に対し解雇を求める声があがっている。

画像は『The Sun 2018年12月10日付「DUCT UP Shocking moment teacher puts DUCT TAPE over pupils’ mouths after they use ‘filthy language’」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

海外セレブ・芸能のオンリーワンニュースならテックインサイト