金曜ドラマ黄昏流星群〜人生折り返し、恋をした〜』(フジテレビ系)の最終話が13日に放送され、平均視聴率が6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが分かった。自己最高視聴率を記録した第9話の7.4%から0.9ポイントダウン。全話平均視聴率は6.7%に終わった。

 エリート銀行員だった主人公・完治(佐々木蔵之介)が会社の権力争いに巻き込まれて左遷され、落ち込んだ末に一人旅行したスイスで出会った女性・栞(黒木瞳)と恋に落ちるというストーリーの本作。娘の美咲(石川恋)は恋人・春輝(藤井流星)と婚約したが、大学時代の恩師・戸浪(高田純次)と駆け落ちしてイギリスへ。完治の妻・真璃子(中山美穂)も春輝からアプローチを受け、いつの間にか自身も春輝を好きになってしまうというこれまでの展開に、視聴者からは「一家全員不倫ってすごい」「はちゃめちゃにもほどがある」などの感想が集まっていた。

 そんな中、今回の最終話で最も話題を集めたのは、美咲がロンドンから真璃子に送った動画だという。

 「真璃子はなぜか野郎系ラーメンを連想させるラーメン店にいました。タイミング良く美咲から送られてきたメールを開くとそこに添付されていたのは、美咲からの報告動画。『お母さん元気?』『じゃーん、ロンドンでーす!』と言いながら手を振っていましたが、美咲のバックに映るロンドンの光景は明らかに合成。このことからネット上では、『出た!低クオリティのCG!』『今どきここまでクオリティの低いCG見ることもなかなかないよね』などと呆れる声が集まってしまいました」(ドラマライター)

 実は本作、第1話では完治と栞が出会う重要なシーンで、低クオリティのマッターホルンスイス現地の吹雪などをCGで放送。また、雨のシーンですらCGを使っていた。最終話で再び現れたCGに「最後までぶれなかった」「なぜかたくなにクオリティの低いCGなのか」といった声も聞かれた。

さらに、物語の終着点にも疑問の声が集まっている。

 「結局、完治と真璃子は離婚し、完治は栞と再婚。3年後には山の中でカフェを開くという結末を迎えました。しかし、その前に栞は糖尿病を理由に完治の前から姿を消し、最終話でも体調不良で倒れるなど病気が悪化している描写が多々ありました。しかし、3年後には元気にカフェで働いていました。視聴者からは『なんで元気になってるの!?』『都合のいい病気だな…』といった声が噴出。また、不倫関係が最終的にハッピーエンドで終わったことに対しても『みんな不倫したけど幸せになりました、ってご都合主義すぎる』『不倫がくっついてハッピーエンドは一番やっちゃだめなやつ』という指摘も相次ぎました」(同)

 さまざまな「ツッコミ」で視聴者を楽しませてくれた本作。視聴率は低いながらも、現クール最も盛り上がったドラマのひとつであったことは間違いないだろう。

中山美穂