【この記事の動画を見る】

このほどインドで、客が注文した商品をあろうことか配達途中で盗み食いしている不届きなデリバリースタッフの姿が捉えられた。映像が証拠となり、このスタッフは解雇された。『New York Post』などが伝えている。

インドのタミル・ナードゥ州中南部にあるマドゥライ市で、目を疑うような光景が捉えられた。

デリバリーサービスも受け持つオンラインフード会社「Zomato(ゾマト)」のデリバリースタッフが、客から注文を受けた商品を盗み食いしていたのだ。

デリバリースタッフの男(名は明かされておらず)は、商品を入れた荷台のついたスクーターを停め、おもむろに荷台からスプーンと食べ物が入った容器を取り出した。複数の容器は白のビニール袋に入れられセロハンテープが貼られていたが、男は気にせずテープを剥がして袋の中から食べ物が入った容器を掴み、蓋を開けて口に放り込んだ。少量であればバレないとでもいわんばかりに、男は次から次へと容器を開けては盗み食いを繰り返した。

その後、男は容器とスプーンを白のビニール袋に戻し、荷台に入れていたテープでしっかりと袋を閉じた。この一連の行為は、目撃者のスマホに映像で捉えられ、後にZomatoから証拠を突きつけられた男は解雇となった。Zomato側は「デリバリースタッフ本人とも話をし調査をした結果、ゼロ・トレランス(毅然たる対応)方式に従って彼を解雇した」と話している。

映像はインドソーシャルメディアでも拡散し、このニュースを知った人からは「うわ、これは最低」「こういうことがあるからデリバリースタッフにチップをやるのは嫌なんだ」「こんな映像を見るともうここのサービスは使いたくなくなるよね」といった声があがっている。

画像は『New York Post 2018年12月12日公開 YouTube「Delivery guy caught eating customers’ food | New York Post」』のサムネイル
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

海外セレブ・芸能のオンリーワンニュースならテックインサイト