娘とお風呂に入るときのエピソードを描いた漫画「幼児のお風呂あるある」がSNS上で話題となっています。湯船のお湯を飲む、濡れた体のまま逃走する…など小さな子どもにありがちな行動を紹介する内容で「うちと全く同じ」「分かりすぎる」「共感しました」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

ママ友とお風呂の苦労話で盛り上がる

 この漫画を描いたのは、あべかわペンネーム)さんです。現在、育休中の会社員で、子育てをしながらインスタグラムやブログで漫画を発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつ頃からですか。

あべかわさん「娘が1歳を過ぎて、夜7時に寝るようになり、1人の時間を持て余したので暇つぶしに描き始めました」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

あべかわさん「ママ友とお風呂での苦労話をすると盛り上がるので、漫画にしてみようと思ったからです」

Q.子育てのエピソードをインスタ漫画にすることで、何か変化はありましたか。

あべかわさん「共感していただけることが多くて、自分だけじゃない!と励まされます。また、ちょっと大変なことがあっても、漫画にしてやろうと思うと穏やかな気持ちになれます」

Q.毎日のお風呂が楽しくなるような工夫をしていますか。

あべかわさん「とにかく新しいゴミ…おもちゃを短いサイクルで入れ替えています。プリンのカップ、卵のパック、果物が入っていたネットなど、宝物がたくさんです」

Q.娘さんは、お母さんの「やめて」を楽しんでいるのでしょうか。

あべかわさん「こちらの反応を楽しんでいるところはあると思います。危ないことさえしなければ、こちらも『まあいいや~』くらいの気持ちでやっています」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

あべかわさん「共感が多くてうれしかったです! 特にお湯を飲む子の多さに、うちだけじゃないとホッとしました(笑)」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

あべかわさん「きれいなイラストも、役に立つ情報も発信できませんが、クスッと笑ってもらえるような日常の漫画を描きたいと思っています」

オトナンサー編集部

漫画「幼児のお風呂あるある」のカット=あべかわ(abekawa.zunda)さん提供