バルセロナフランス代表FWウスマン・デンベレは、所属クラブから携帯電話の電源を切ることを禁止された模様。スペイン紙『マルカ』が14日に報じている。

 無断遅刻や住居問題、食生活。デンベレはこれまで素行に問題があったとされてきた。10月24日チャンピオンズリーグインテル戦では、先発出場予定であったが無断遅刻によりエルネスト・バルベルデ監督は同選手の欠場を試合開始直前に決断。

 しかし、その後目覚ましい活躍を見せる。先月24日のリーガ・エスパニョーラ第13節・アトレティコ・マドリード戦では試合終了間際に値千金の同点弾を決めた。

 問題児としてのイメージを払拭できるかと思われた矢先、今月9日の練習に遅刻。午前中に開始される予定であった練習に、約2時間遅刻の13時前に現れたとのことだ。

 同紙によれば、デンベレは夜遅くまでテレビゲームに熱中している模様。朝早い時間まで続けていることが遅刻の原因とした。同選手の携帯電話がオフになっていたため、連絡がつかなかったようだ。度重なる遅刻への措置のため、クラブはデンベレに携帯電話の電源を切ることを禁止したと報じられた。

 現在21歳デンベレは、2017年に約1億500万ユーロ(約136億円)でドルトムントからバルセロナに加入。その後43試合に出場して13得点をマーク。問題児としてのレッテルがはがれる日は来るのだろうか。

電源オフを禁止されたデンベレ [写真]=Getty Images