■ 粘度のあるベジポタ×担々麺

【写真を見る】個性派スープにファンの多い担々麺750円

じっくり煮込んだスープの「白湯(パイタン)ラーメン(680円)」が店の看板メニューだが、仙台から移転し、すべてが大きく進化。

現在は「担々麵(750円)」を目当てに訪れるファンが多い。豚足がメインのスープにたっぷりの野菜が溶け込み、さながらポタージュのような濃厚さ。スープがたっぷりと麺に絡んで、ジワリと穏やかに山椒のシビレ、唐辛子の辛味が広がる。しかし油脂の濃厚さではないので、するする飲めてしまう。国産小麦「ゆめちから」をブレンドして打った低加水麺は、ムチムチ感と歯切れのよさが魅力。自家製ラー油の鮮やかな風味がポイントだ。担々つけ麺(800円)も提供している。

牛骨のスープに、サンマ節やサバ節などが凝縮のタレを合わせた醤油ラーメン、中華そば(600円)も見逃せない。上質なテールスープのような味わいに岩海苔がアクセント。

店のこだわり麺は北海道産の超強力粉・ゆめちからなど2種の小麦をブレンドし、低加水にて製麺。強靭なコシともっちりとした食感を併せ持つスープのための麺。

「夜の営業は、麺の大盛りを無料にしています。「白湯ラーメン」と「担々麺」を中心に営業していますが、いろいろな限定ラーメンも季節ごとに登場しますので、ご期待を。」と店主の奥山 潤さん。

■ラーメン 大器 住所:山形市旅篭町2-1-40 1F 電話:非公開 時間:11:30~14:30、17:30~20:00(各LO) 休み:日、不定休あり 席数:18席(カウンター10、座敷8) タバコ:禁煙 駐車場:300台(提携駐車場30分無料) (東京ウォーカー(全国版)・ラーメンWalker編集部)

仙台市・茂庭から山形の街なかに移転し、麺もスープも大きく進化した。"大器晩成"の成長をとげている。