ユヴェントスからミランレンタルで加入しているアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインに、レンタル契約が打ち切られ今冬にもチェルシーへ加入する可能性が浮上しているようだ。15日、イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』が伝えている。

 イグアインは今夏にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドレアル・マドリードからユヴェントスに電撃加入し、それに押し出される形で、1800万ユーロ(約23億円)で1年間のレンタル契約を結びミランに加入。ここまで公式戦16試合に出場し7ゴールをマークしている。

 同メディアによると、ミランはファイナンシャル・フェアプレー(FFP)規定を違反したとして欧州サッカー連盟UEFA)から1200万ユーロ(約15億円)の罰金処分を14日に受けたこともあり、レンタル期間終了後に3600万ユーロ(約46億円)で買い取りができるオプションが付帯しているものの、行使しないようだ。

 また、イタリア代表FWパトリック・クトローネが調子の良さを見せていることからも、11月以降ネットを揺らすことができていないイグアインレンタルを今冬にも打ち切ることをフロント陣は考えているようだ。また同メディアは、イグアインの恩師であるマウリツィオ・サッリ監督が希望していたことから、チェルシーが獲得レースで先頭を走っていると伝えている。

レンタル打ち切りが報じられたイグアイン [写真]=Getty Images