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 アメリカ・ペンシルベニア州12月2日に行われた地元アイスホッケーチーム、ハーシー・ベアーズの試合で新記録が生まれたようだ。

 「試合で」とはいえ試合内容ではなく、観客がリンクに投げ入れたものの量が半端なかった。

 それは、ぬいぐるみだ。およそ3万5000個ものぬいぐるみが会場内を飛び交いリングを覆い尽くす、まるで夢と魔法の王国のような光景が繰り広げられたみたい。

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北米アイスホッケー界の恒例イベント「テディベア・トス」


これ、びっくりなんだけど!ハーシー・ベアーズ恒例の「テディベア・トス」はホリデーシーズン感満載。ぬいぐるみは数十の異なる慈善団体に寄付されるそうな。

投げ込まれたぬいぐるみは慈善団体に全て寄付される

 北米のアイスホッケー界ではクリスマス前に「テディベア・トス(Teddy Bear Toss)」と呼ばれるチャリティー・イベントを行うのが恒例になっているそうだ。

 試合を観戦する際、ファンらはぬいぐるみ(テディベア)を持参し、ホームチームが最初のゴールを決めたときに観客席からそれをリンクに投げ入れるのだ。

 ぬいぐるみはすぐさま回収され、慈善団体に届けられる。そしてクリスマスを病院で過ごすことになる入院中の子どもなどに配布されるらしい。

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これまでで最多となる3万4798個のぬいぐるみが集まる


 そんなわけで今年も北米の各アイスホッケーチームが「テディベア・トス」を行っているのだが、12月2日の試合で投げ入れられたぬいぐるみの数はものすごかった。

 なんと、これまでで最多となる3万4798個が投げ入れられ、新記録達成となったのである。

 ハーシー・ベアーズによると集まったぬいぐるみは異なる地域にある30ヵ所の慈善団体に寄付され、子どもたちのもとに届けられるそうだ。

 さらに、ペンシルバニア州の慈善団体であるコミュニティー・エイドはぬいぐるみ1個につき約56円(最大約170万円)を、また匿名のアイスホッケーファンはぬいぐるみ1個につき約113円を寄付することを発表した。

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 寄付には様々な方法があるけれど、こういう粋な寄付の仕方もいいね。この一晩で、たくさんのぬいぐるみと寄付金が集まったようだ。

 今年はいつもよりたくさんの子どもたちにクリスマスプレゼントが届けられそう。

References:Twitter / Sunny skyzなど / written by usagi / edited by parumo

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http://karapaia.com/archives/52268649.html
 

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