▽アル・アインは15日、FIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)2018の2回戦でエスペンラス(チュニジア)と対戦し、3-0で快勝した。

▽開催国王者のアル・アインは3日前に行われた初戦のチーム・ウェリントン戦を3点のビハインドを追いついてPK戦の末に勝ち上がった。死闘を制したアル・アインはチーム・ウェリントン戦のスタメンから3選手を変更。退場したモハメド・アブドゥルラフマンが欠場となった一方、塩谷が[4-2-3-1]の左サイドバックで、カイオが左サイドハーフで引き続きスタメンとなった。

アフリカ王者エスペランスに対し、アル・アインは開始30秒、カイオの左クロスからエル・シャハトが決定的なヘディングシュートを浴びせると、直後の右CKから先制した。鋭いクロスボールに対し、アメドがヘディングシュートで流し込んだ。

▽その後もアル・アインが主導権を握ると、11分にエル・シャハトの左足ミドルで追加点に迫っていく。そして16分、追加点を奪い切った。塩谷のボール奪取からロングカウンターに転じると、右サイドから中へ走り込んでパスを受けたエル・シャハトがボックス中央に侵入。右足でゴール右上へシュートを流し込んだ。

▽その後、2点を追うエスペンラスの反撃を許したアル・アインは、24分にケニッシのヘディングシュートが左ポストを直撃。ひやりとしたアル・アインはエスペンラスにボールを持たせてカウンターを狙う中、主導権を渡さず思惑通りに2-0のまま前半を乗り切った。

▽後半もカウンターで牽制するアル・アインは58分、ラストパスを受けたカイオがボックス左から決定的なシュートを浴びせる。そして60分、ダメ押しの3点目を奪った。ボックス左で仕掛けたカイオの左クロスをゴール前でフリーのアル・アフバビが押し込んだ。

▽終盤、エスペランスの反撃をしっかりと受け切ったアル・アインが3-0で快勝。リーベル・プレートの待つ準決勝へ進出した。

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