バスト(Sakan Piriyapongsak/iStock/Getty Images Plus)

女性にとって、バストの大きさはどうしても気になってしまうことがあるもの。巨乳好きな男性に心ない言葉をかけられたり、スポーツジムの更衣室や温泉などで、自分より胸が大きな人を見て、少しコンプレックスを抱いたことがある人もいるかもしれない。

 

■「自分は小さい」が過半数

しらべぇ編集部が、全国20〜60代の女性683名を対象に調査したところ、全体の52.6%が「自分の胸は小さい」と考えていることが判明した。

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大きく二分されているものの、小さいと思っている人のほうがわずかに多く、まずは安心してよさそうだ。

 

■20代に目立つコンプレックス

年代別に見ると、バラつきがあるものの、もっとも高かったのは20代で60.4%。40代が58.5%で続く。

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30代は47.9%、さらに60代になると44.1%とやや低い傾向が見られる。

■地域差はあるのか?

胸のサイズへのコンプレックスは、地域によって差があるのだろうか。

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「自分のバストは小さい」と思っている人の割合がもっとも高かったのは東北で、じつに63.9%。北海道が58.6%で続き、中国地方甲信越・北陸もやや高い。

一方、北関東と四国では5割を下回り、四国は40.0%にとどまった。

 

■「埼玉貧乳説」は本当か

ちなみに、バストにまつわる噂として、「埼玉県の女性は貧乳」という説がある。これは、以前『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)でも紹介され、今でも検索すると多くの情報がヒットする。

では、埼玉県民の「自分の胸についての意識」はどうなのか、分析してみると…

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首都圏において、「胸が小さい」と思っている女性の割合がもっとも多いのは、千葉県で62.9%。2位が東京で51.8%。埼玉県神奈川県は5割を下回り、噂の埼玉は48.9%にとどまっている。

あくまで自意識の問題ではあるが、「埼玉=貧乳」という思い込みは、ちょっと冷静に見直してみたほうがいいかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・猫山ニャン子

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2018年8月31日~2018年9月3日
対象:全国の20〜60代女性683名(有効回答数)

「埼玉貧乳説」は真実なのか? 「自分のバストは小さい」と思う女性の割合を調べてみたら…